学長挨拶

 

 



 産業医科大学長  河野 公俊

 
 産業医科大学は、昭和53年に開学して以来、産業医学・産業保健分野のkirinukiIMG_1719.gif発展に寄与する我が国唯一の大学として、当該分野において指導的役割を果たしてきており、今後も、当該分野に関する教育・研究・診療の最高水準をめざしていきたいと考えています。この30余年、建学の精神を振り返るにつけ、これまで関わってこられた教職員、並びに卒業生の並々ならぬ御尽力に大いなる敬意と心からの感謝の気持ちを表したいと思います。

本学設置の趣旨は、将来の“産業医学・産業保健を担う人材”の養成です。我が国における“勤労者の健康を守り増進する”と言う国策を達成するための

政策目的大学として、「科学する能力」だけではなく「優れた専門性」と「実践能力」を有する人材の育成が求められています。さらに医療分野であることから、人をみて、人を理解できるような優しさや思い遣りに溢れた「豊かな人間性」と「高い倫理観」を持つ人材育成も大切になります。

教育・研究・診療の成果を上げることに奇策はないと思っています。本学ではこれらの成果を上げることに熱意を持って全員で取り組まなくてはならない最重要課題と考えています。本学が私たちだけでなく在学生・卒業生・地域の方々にとっても、誇れる、そして信頼される大学にしていかなければなりません。

現在、すべての医学部・医科大学は、教育・研究・診療の面で好むと好まざるとにかかわらず、競争環境に置かれています。また、我が国においては最近、様々な分野から大学・大学院改革の必要性が提言されています。これらの環境の変化や社会の要請に対して、本学も応えていかなくてはなりません。

私は、将来の“産業医学・産業保健を担う人材”の養成のため、学生の将来に最も大切な卒後のキャリアアップを第一に考え、卒業生とともに大学、各組織間連携を推進し、進むべき方向性を誤ることのないように責任を果たすとともに、第2次中期目標・中期計画の達成を当面の課題として使命を果たしていきたいと考えています。そして、目標の達成に向けて、具体的に行動する大学として信頼を獲得したいと思っています。

皆様からのご意見やご質問を歓迎します。遠慮なく私までお寄せください。可能な限り対応し、必要に応じて是非大学・病院運営等に反映させていきたいと思っています。今後とも本学に格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

                                                  平成23年4月   

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