環境評価部門 Group for Environmental Evaluation

  本部門は、環境疫学、職業性中毒学、作業関連疾患予防学、放射線健康医学の4つの研究室から構成され、作業環境および一般環境中の有害物質・健康阻害因子が労働者に及ぼす健康影響等について産業医学現場での調査や疫学研究などのフィールド系から生化学的手法や細胞・動物を用いた実験系まで幅広く研究活動を行っている。本部門の実践的活動として、化学物質取扱い作業者あるいは福島第一原子力発電所作業者の健康障害予防への取り組みがあり、国内外の公的機関への情報提供、化学物質曝露が問題となる組織・企業との連携活動などを行っている。さらにこれらの活動による経験や実績を活かした国際的な取り組みとしてアラブ首長国連邦(UAE)に対する放射線災害対策支援が2015年度より開始されている。

  「国際性」に関連して、これまで国際協力機構(JICA)の産業医学に関する国際集団研修コースの実施や、アジア諸国などからの産業医学を専攻する大学院生の受け入れを行い、新たなコースも開始予定である。また国外の大学および研究機関と人材の相互派遣や訪問を行い、国際的な交流と連携を図っている。さらに産業保健におけるWHO指定協力機関としての活動などにおいても本部門は重要な役割を果たし、積極的に貢献している。なお先頃出版されたWHO報告書においては、本部門が主体となった石綿関連疾患(ARD)に係る国際協力活動(アジア・アスベスト・イニシアチブ: AAI)がWHO指定協力機関の成功事例の一つとして取り上げられた。現在もWHO欧州地域事務局などと連携を図り、ARD根絶のための国際協力活動を継続している。

 

 

【スタッフ】

 

 環境疫学

 

 

 教   員

 

 

: 藤野 善久(教授)

   Odgerel Chimed-Ochir(助教)、横尾 誠(助教)

 

 職業性中毒学  教   員 : 上野 晋(教授)、五十嵐 友紀(講師)

  

 

 修 練 医

  

: 小池 渉、山田 佳史

 

 作業関連疾患予防学  教   員 : 大神 明(教授)、池上 和範(講師)、安藤 肇(助教)
   大学院生 (産業衛生学専攻博士後期課程)
    : 長谷川 将之、野澤 弘樹、菅野 良介、道井 聡史
 

 修 練 医

 

: 白坂 泰樹

 

 放射線健康医学  教   員 岡﨑 龍史(教授)、盛武 敬(准教授)、 
      香﨑 正宙(学内講師)
   大学院生 (産業衛生学専攻博士前期課程): 松崎 賢、永元 啓介
   大学院生 (産業衛生学専攻博士後期課程): 茂呂田 孝一
 

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