産業医科大学医学部 第2内科学 産業医科大学
ホーム サイトマップ
 
Main Menu
ご挨拶
患者様へ
医療機関の皆様へ
研究室紹介
現在進行中の研究
後期臨床修練医(専修医)募集
関連施設
お問合せ/各種お知らせ
医局行事紹介
業績集

産業医科大学第2内科学教室便り 2012年度 第6号

医局員・非常勤医師・大学院生募集 !

医局紹介プロモーションDVD

医生ヶ丘循環器病診連携勉強会

腎臓病教室



産業医科大学第2内科学教室便り

トップページ > 産業医科大学第2内科学教室便り

巻頭言

開学40周年、病院建て替えが本格化、心臓血管外科初代教授誕生
第2内科学教授 尾辻 豊 

 2018年度の御挨拶を申し上げます。教育に関して産業医科大学卒業生の国家試験は昨年よりは良く115人受験し109人合格(合格率94.8%)で、全国80医学部中17番目でした。全国平均(90.1%)より良く、目標の95%に近い結果となりました。2018年の国家試験は前年の500問3日間から400問2日間へ変わりました。国家試験の変化には学外の講師を呼んで詳細な分析結果をFDで報告していただいています。今後も効果的な対応が必要です。医学教育の国際認証を目指してカリキュラム改革が具体化して来ました。平成31年度入学生から新カリキュラムです。臨床実習を大幅に増やす必要性があります。今後、学外の関連病院での実習が増えることになると思います。その際は同門の先生方にご相談申し上げます。今年は1978年に開学して40年、1979年に産業医科大学病院が診療を開始して39年です。昨年一連の病院増築・改築が始まりました。南別館(放射線治療等、地下1階、地上4階)は2019年6月に診療を開始します。まむし山の上で営業する急性期診療棟は2023年4月に診療開始予定です。病院本館は耐震工事・改築をして残りますが、中身は大きく変わります。まさに産業医科大学病院の新たな創生です。建物(ハード)だけでなくソフトも時代に応じて変化して行かなければなりません。循環器では心臓血管外科の教授ポジションが昨年認められ、2018年6月に初代教授が誕生しました。10年以上産業医大心臓外科を支えていただいた西村陽介先生です。循環器の悲願だったと思います。今後の発展がとても楽しみです。

 腎臓グループは医生ヶ丘の大学病院や若松病院で診療に頑張っているのは言うまでもありませんが、2017年は日本透析医学会総会で7題、日本腎臓学会総会で5題、米国腎臓学会で1題など、多数の学会発表を行いました。10月には田村雅仁先生が大会長、宮本哲先生が事務局長として第23回日本腹膜透析医学会学術総会を小倉で開催致しました。上野啓通先生が第23回日本腹膜透析医学会学術総会と第27回日本病態生理学会でいずれも優秀演題賞を、第47回日本心脈管作動物質学会でYIAを受賞されました。宮本哲先生が腎臓指導医、透析指導医を、中野陽子先生が総合内科専門医を取得されました。臨床におきましても、腎生検件数が125件、新規透析導入数71件、バスキュラーアクセス関連手術数128件、シャント造影・PTA数108件と、過去最多レベルの状況が続いています。また、保存期腎不全患者を対象に隔月で腎臓病教室を行っていましたが、2017年からは毎月の開催に増加しました。医師に加えて看護師、栄養士などのチームで、患者さんの腎不全リスクに立ち向かっています。不整脈グループも躍進を続けています。3名の不整脈専門医を中心として、デバイス治療は例年同様、盛んに行っています(109件)。アブレーションも全ての頻拍性不整脈について症例数も伸びて過去最多の134件となり、良い治療成績を収めています。学術面でも多くの国際多施設共同研究への参加や単独臨床研究の論文発表を行い、エビデンスの構築に寄与すると共に、デバイス患者の社会復帰への取り組みや、産業医学実務研修センターとの共同研究を通じて、大学の使命にも貢献しています。心カテグループも躍進しています。2017年は心臓カテーテル検査、経皮的冠動脈形成術、末梢血管治療の総数が724件でした。IVUSやOCT(血管内イメージング)のワークショップも継続的に開催しています。現在、日本心血管インターベンション治療学会研修施設ですが、2020年以降は研修基幹施設として認定される予定で、大学関連病院出張中も連携によりインターベンション治療専門医が取れるようになります。研究面では、多施設共同研究で行ったVANPIRE3スタディ(PCI中の末梢塞栓をIVUSで予測する)の結果が、9月にTCTという世界最大のカテーテル治療学会のLatebreakingtrialで発表され、JACCintervention誌(impactfactor:8.84)にアクセプトされました。Collaboratorとして参加したOCTとIVUSの比較試験(OPINIONtrial)結果も見事にEuropeanHeartJournal(impactfactor:20.21)とJACCimaging(impactfactor:10.19)の2誌に、薬剤溶出性ステント留置後の抗血小板療法に関する研究結果(NIPPONtrial)もJACCintervention誌に報告されました。また佐貫宣仁先生と高見浩仁先生の論文が各々受理され無事学位を取得しました。今年4月からは、井上航之祐先生と瀬戸山航史先生の二人が大学院生として新たに加わりパワーアップしており樫山国宣先生が7月からStanford大学心カテーテルラボに留学します。心エコーグループでは、ルーチンエコーに加え、診断や治療の評価として負荷エコー・術中エコー・経食道心エコー・3次元エコーに積極的に取り組んでいます。昨年度は経胸壁心エコー図検査8053件、経食道心エコー図検査295件、負荷心エコー図検査47件であり、例年以上の件数となりました。また、学術面では、多施設共同研究や臨床研究の論文発表、日本循環器学会総会やEuroEchoなどの海外学会で発表を行うなど、精力的に取り組んでいます。人事面では、4月から永田泰史先生が産業医を終え大学に復帰し、6月からは米国のMassachusettsGeneralHospitalへ留学予定です。さらに北野哲司先生が大学院生として加わり、新たなメンバーで一丸となり診療に取り組んでいます。若松病院循環器内科・腎臓内科ですが、病棟の一角を人工透析室に改築し、2016年5月より外来血液透析を開始し、2年を経過いたしました。10床のベッドと小規模ではありますが、維持血液透析やシャントの血管内治療(シャントPTA)を行っております。また現在シャント手術についても検討、調整を重ねており、環境が整い次第対応できるものと考えております。循環器領域については、心大血管リハビリテーションと睡眠時無呼吸診療を中心に着実に数字を伸ばしており、特に心リハに関してはリハビリ件数や心肺運動負荷試験(CPX)について、昨年度と比較して2割程度件数が増加しております。また睡眠時無呼吸について、新規CPAP導入症例、継続症例、またポリソムノグラフィー検査に関しても、着実にその件数は増加しています。さらに若松区のみならず、周辺の区町の開業医の先生方からも御紹介頂くようになり、大変ありがたく思っています。

 こんな感じで第2内科学の中も外も大きく変貌をとげつつあります。昨年ご報告申し上げましたとおり現在は病院長と教授の兼任です。学会出張などを極力少なくしてなるべく院内にいるようにしています。医療安全で気を使うことが多いです。幸いに1年間は大過なく過ぎたように思います。残りの2年で自分がやるべき改革を少しでもやれるように努力いたします。今後もベストを尽くす所存ですので、同門の皆さまからのいっそうのご支援・御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。


産業医科大学第2内科学教室便り 2017年度 第11号

ご覧になるには最新のAdobe Readerが必要になります。お持ちで無い場合は、こちらよりダウンロードしてください。
の隣りに記述しております数字はファイルのおおよその容量になります。数値が大きいほどダウンロードするのにお時間がかかります。
0 目次 1,434KB
1 巻頭言 1,903KB
2 同門会ご挨拶 4,074KB
3 医局一年の歩み 集合写真 院内カンファ 新任・昇任スタッフの自己紹介
4,142KB
4 産業医科大学若松病院からの新任挨拶 1,025KB
5 新入教室員自己紹介 2,968KB
6 新研修医便り 学外研修報告会と実技講習会 1,974KB
7 外来・病棟この一年(平成29年度) 2,609KB
8 学生教育について 1,974KB
9 研究室一年の歩み 9,032KB
10 留学便り 3,405KB
11 開院便り 1,292KB
12 OB会員の先生からの便り 14,921KB
13 教室教職員紹介 1,146KB
14 関連施設便り 19,733KB
15 医局関連行事 13,922KB
16 2017年度業績集
  1 論 文 10,236KB 1.原著(英文)、2.原著(和文)、3.著書、4.総説(英文)、5.総説(和文)、6.その他の著作
  2 学 会 15,159KB 7.国際学会、8.国内学会(総会)、9.国内学会(地方会)
  3 研究会 6,080KB 10.研究会(国際)、11.研究会(全国)、12.研究会(地方会)
  4 受 賞 2,103KB 14.受賞
  5 紹 介 1,052KB 15.紹介記事、インタビュー記事、テレビ出演など
  6 研究費 3,040KB 16.研究費獲得
17 あとがき 746KB

>> 過去の教室便りはこちらをご覧下さい。

産業医科大学医学部第2内科学講座 更新日:2018年10月23日 文責:穴井 玲央


ページのトップへ
Copyright (C) 2007 産業医科大学医学部 第2内科学. All Rights Reserved.