遺伝子情報自動分析システム

構成

　　1.　DNA抽出装置（340A　ABI）

　蛋白質を分解し、フェノール、クロロホルム抽出で蛋白質を除きその後酢酸ナトリウムとエタノールでDNAを沈殿させ、カートリッジ内フィルター上に補集します。

仕様

抽出容量　　　　　14mlx8ベッセル

抽出時間　　　　　3.5時間

サンプル量（1ベッセル当たり）

　　　　組織　　　　0.04〜0.5g（ホモジナイズ）

　　　　培養細胞　1x10^6〜2x10^7細胞

　　　　末消血液　1〜10ml（末梢決から赤血球を取り除いたもの）

　　　　細菌　　　　1x10^8〜3x10^10個

　　　　ウイルス　 2x10^10〜6x10^12


　　　　

2.　DNAシーケンサー装置（373S，377 ABI）

　Sanger法によりDNAフラグメントを合成していき、４塩基に各４種の蛍光色素を対応させ、レーザー光により検出、同定します。

ゲル板１枚３６レーンに３６サンプルを流して各々のDNAの塩基配列を解析することができます。

ゲル板	泳動時間	読取	反応系
373S-36cm	14hr	Max　約500base	Dye Primer,Dye Terminator
373S-48cm	17hr	Max　約600base	Dye Primer,Dye Terminator
377-36cm	7hr	Max　約700base	BigDyeTerminator,DyeTerminator
377-48cm	10hr	Max　約800base	BigDyeTerminator,DyeTerminator