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  血液内科での薬剤師の業務 |
 血液内科では、化学療法を受ける患者さん・ご家族が安心して治療を受けることができるよう医療チームで支援しています。
外来で化学療法を行う方は、外来化学療法室で点滴を行います。外来化学療法室は病院血液内科外来1階にあり、常は、薬剤師1名が常駐しており、３名の薬剤師でローテーションしています。
薬剤部では、化学療法が安全かつ適正に行われるためのシステム作りに取り組んできました。具体的には、処方箋の監査と品質を確保した正確な注射薬の調製に関与しています。
まずは、化学療法プロトコールに基づいて医師がオーダした処方内容のチェックを行います。この時点で問題があったら主治医に疑義照会します。次に、投与前日に薬剤部で患者毎に専用トレーに薬品の取り揃えを行い、別の薬剤師がチェックを行います。その際に患者一人ずつに投薬歴ファイルを作成して、投薬量、投与スケジュールの管理を行っています。処方監査の際に、この投薬歴ファイルを確認することにより化学療法が適正に行われているかどうかの判断ができ、場合によっては電子カルテを確認しています。処方監査の標準化を図ることができます。
実施当日、診察、検査により投与が決まりましたら、医師はコンピュータに調製確定の入力を行います。薬剤師は、コンピュータの画面を確認してから抗癌剤の調製を行います。
調製は、外来化学療法室内にクラスⅡ安全キャビネットを設置して、無菌的な環境で行っています。調製の際には、被爆しないようにガウン、手袋、マスク、キャップを着用して行っています。迅速、正確に調製すると共に、薬剤の品質確保（配合変化や安定性）に配慮しながら調製しています。
今後は、外来化学療法室の患者さんにお薬の効果や副作用について説明を行いたいと思っています。
お薬についてのご相談がありましたらお気軽に声をお掛けください。
外来化学療法室 担当薬剤師
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篠原 義剛
杉原 輝洋
井上 潔
横山 雄一
今村 健郎 |
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