研究活動
本研究室では、化学物質の毒性の発現機構を明らかにすること、これにより、効果的な中毒性障害の予知・予防法を見出すことをめざして研究を進めている。このため、主に、動物モデルや、ヒトや動物由来の細胞を用いて、実験を行っている。特に重点を置いているのは、神経系(脳)障害防止である。
実践的応用として、化学物質処理作業従事者の健康管理への助言などを行っている。
<研究テーマ>
・ ヒト赤血球膜アセリルコリンエステラーゼの修飾因子
・ 細胞エネルギー代謝系への化学物質の影響とその予防
・ 細胞内情報伝達系への化学物質の影響
・ 磁気共鳴の中毒学への応用
・ ナノ物質の健康影響
<更新日:2009.5.14> <文責:環境中毒学>