参加者およびそのご家族へのお知らせ

 

産業医科大学環境疫学研究室では、以下の研究を実施しております。この研究は、これから実施する調査で得られた情報に基づき実施する研究です。このような研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(平成26年12月22日制定 平成29年2月28日一部改正)」により、対象となる皆様のお一人おひとりから直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を公開するとともに、参加拒否の機会を保障することとされています。この研究に関するお問い合わせ、また、ご自身の情報が利用されることを了解されない場合は、以下の問い合わせ先にご連絡ください。利用の拒否を申し出られても何ら不利益を被ることはありません。

 

1.研究課題名  
暖房方式が居住者の健康に与える影響に関する調査

 

2.研究期間   平成30(2018)年12月〜平成32(2020)年3月

 

3.研究機関   産業医科大学産業生態科学研究所環境疫学研究室

 

4.実施責任者 
産業生態科学研究所環境疫学研究室 教授 藤野善久

 

5.研究の目的と意義
本研究は、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科伊香賀俊治教授を研究代表者とする研究において、分担研究として実施します。
本研究では、住環境のうち、暖房様式の違いに着目し、居住者の健康状態との関連を検証します。暖房様式のうち、輻射熱方式(蓄熱式暖房、パネルヒータ、床暖房)と空調方式(エアコン)とでは、気流や体感温度の違いから、使用感や健康状態に異なる影響があるものと考えられます。また、特に就寝中の暖房の使用方法を調査するとともに、就寝中の暖房使用が、感冒症状の予防および各種の自覚症状(肩こり、腰痛、頭痛、夜間頻尿、アレルギー症状など)に対して良好な影響を与えるとの研究仮説のもと、本研究を実施します。

 

6.研究の方法
本調査では、社員およびそのご家族について、無記名・自記式アンケート調査に回答して頂きます。アンケートの内容は、家屋、暖房、および健康状態に関するものです。また、寝室の室内温度を、同時に配布しましたUSB型の温度計データロガーで2週間測定して頂きます。温度計を、寝室に設置してください。2週間後に、アンケートと同時に回収させて頂きます。

 

7.個人情報の取り扱い
 本研究では個人情報を取得いたしません。

 

8.問い合わせ先
産業医科大学医学部公衆衛生学教室 大学院生 峰 悠子 (093-691-7244)

 

9.その他
本研究に参加することによる直接的な利益はありません。また本研究に参加することによる経済的負担はありません。また謝金は支払われません。本研究は一切の利益相反はなく、産業医科大学利益相反委員会の承認を得ており、公正性を保ちます。

 

 

[文責:産業医科大学環境疫学研究室]
[更新日:2021年4月1日]