作業環境計測制御学


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教 授: 保利 一  (工学博士)
教 授: 吉川 正博(医学博士)
講 師: 石田尾 徹 (博士(工学))
講 師: 石松 維世 (博士(医学))
助 教: 笛田 由紀子(医学博士)
助 教: 柘野 幸生(博士(理学))
助 教: 樋上 光雄(工学修士)


研究内容

・一般及び室内空気環境中の発癌関連物質の検索及びモニタリング
・有害化学物質曝露濃度評価のための生物学的モニタリングとその開発
・化学物質の細胞遺伝毒性評価のための変異原性試験
・混合有機溶剤作業における労働衛生管理用機器の開発
・繊維および粒子状物質の物理化学的性質、試験管内毒性試験、動物実験の一貫したリスクアセスメント手法の確立
・バイオエアロゾルの捕集法および評価法

研究内容のキ−ワ−ド
作業環境管理、労働衛生工学、環境管理システム、環境リスク、環境汚染


講座等内での研究者別情報


教 授: 保利 一 (工学博 士)
教 授: 吉川 正博 (医学博士)
講 師: 石田尾 徹(博士(工学))
講 師: 石松 維世(博士(医 学))
助 教: 笛田 由紀子(医学博士)
助 教: 柘野 幸生(博士(理学))
助 教: 樋上 光雄(工学修士)

教育内容

各教員の担当科目は次のとおり。<>内は担当教員

1.機械工学概論 <石田尾 徹>
  作業環境に存在する種々の機械について、構成する材料の性質、機械装置の設計・製作法、熱と仕 事の関係についての基礎を理解する。

2.機械工学概論実習 <石田尾 徹>
  材料試験、塑性加工、自動制御等の実習を通して、機械への理解を深める。

3.管理工学概論 <石田尾 徹>
管理工学は経営工学と同義であり、「品質のよい製品やサービスを効率よく提供するシステ ムを設計する」ことを目的としている。そのためにさまざまな手法を用いて現状を分析し、改善をはかろうとするものである。本講義では、管理工学の種々の手 段を学び、その理論を理解するとともに、人間(作業者)の側に立った作業改善についての意識を高める。

4.管理工学概論実習 <石田尾 徹>
人事管理の基本となる適性・性格検査を行うとともに、管理工学における種々の手法を 実際に用いて、管理工学の原理を習得する。あわせて、実際に実習で得たデータについてコンピュータを用いた集計を行い、基本的なデータ集計の手法およびコ ンピュータによるデータの取扱い手法を習得する。

5.化学工学概論 <保利 一>
作業環境中には粉じん、有機溶剤などの化学物質が存在する。また、溶剤が蒸発すると環境中 に蒸気が発散し、環境を汚染する。これらの化学物質の挙動を把握し、工学的対策を実施するには、化学工学の知識が有用である。このような作業環境に関連の 深い化学工学の基礎知識を理解する。

6.流体工学 <保利 一>
作業環境における有害物質を取り除くために必要な局所排気装置、掃除機などの特性を理解し、把 握するために必要となる流体工学の基礎知識を取得する。

7.流体工学実習 <石田尾 徹>
流体の基本的性質や流れの状態を把握し、測定したデータの整理について学ぶ。

8.労働衛生工学実習 <保利 一>
作業環境で発生する物理的因子(騒音)、化学的因子(粉じん、有機溶剤ほか)の工学的 対策に必要な局所排気装置の特性、および快適職場形成に必要な喫煙対策の方法等の基礎的事例について理解し、さらに労働衛生保護具の正しい使用法を修得す る。
9.労働衛生工学 <保利 一>
作業環境に存在する有害因子の性質と挙動、および生体への影響について学び、作業環境中で 発生するこれらの有害因子を制御するための手法が理解できる。

10.環境水質学  <保利 一>
  水は動植物の生体維持および我々の生産活動に欠くことのできないものである。河川や 湖沼、海域における水質環境保全の基礎知識、汚水処理技術に関する基礎的な事項について学習する。

11.環境システム工学・同実習  <石松 維世>
  環境問題を技術、経済、社会との総合的な関連において体系的、総 合的にとらえる「環境システム」の視点から、人間と環境の共生のために必要な物質やエネルギーの循環を実現する制度やシステムを学習する。 実習では、環 境問題の中で基本的なテーマである水環境について、採水から分析までの基本的な水質調査・水質分析方法を習得する。

[文責:環境マネジメント学科 山田晋平 更新日:2010.4.22]