産業医科大学 産業保健学部
 産業・地域看護学講座


公衆衛生学


G.I.O.
  • 疾病の治療中心の医学から予防医学の時代への転換が、世界的潮流となっている。
  • 公衆衛生学は、健康と疾病の成り立ちを個人単位ではなく、集団として解明し、いかにして効果的な保健サービスを提供できるかを研究する医学の分野である。
  • 臨床医学とは異なった、公衆衛生学的なものの見方、予防医学の重要性について理解する。

S.B.O.
  • 健康の理念について理解し、健康を保持・増進させるための社会的施策の変遷について理解し説明できる。
  • 人の健康を集団としてとらえ疫学的視点から理解するために疫学の基礎的手法を理解し、説明できる。
  • 人の誕生から学校・職場そして老人保健に至る、人の生涯を通じた保健衛生上の問題点について理解するとともに、それぞれに関連した法令・制度についても理解説明できる。
  • 輸入感染症・再興感染症を含む感染症動向について理解し、その対策・予防についても理解し、説明できる。
  • 産業現場における有害要因への曝露と健康影響について理解し、その対策について列記できる。
  • 将来産業スタッフの一員を担うものとして、産業保健・労働衛生の意義・仕組みについて体系的に理解し説明できる。
  • 日々の生活と自分たちを取り巻く環境とのかかわりについて理解し、地球規模の環境問題について説明できる。


   〔文責:産業・地域看護学〕
 〔更新日:2010/04/10〕