「輸血ミス」の報道がありました. 「うっかりミス」…は起こりやすいもの 2重3重のチェックで安全に! 当院におきましても,輸血時のチェックを確実に行って頂き,輸血事故の防止にご協力頂きますようお願い致します. |
[時事通信ニュース速報] O型とB型取り違え=東京医科大で輸血ミス[2002-12-13-23:51] 東京医科大八王子医療センター(東京都八王子市)は13日、重度の悪性リンパ腫で入院中の男性(68)に対し、この男性用のO型の血小板ではなく、他の患者のためのB型の赤血球を誤って輸血したと発表した。男性は一時、集中治療室で治療を受けたが、その後容体は好転したという。 発表によると、ミスがあったのは2日午後。主治医自らが輸血の指示から実際の輸血までを行ったが、センターの規定に反し複数の医療スタッフが患者の血液型などを確認する手順は踏んでいなかった。[時事通信社] [毎日新聞ニュース速報] <輸血ミス>別の患者の血を輸血 東京・八王子[2002-12-13-22:32] 東京都八王子市館町の東京医科大八王子医療センター(工藤龍彦センター長)の内科で今月2日、入院中だった同市内の男性患者(68)に対し、別の患者用に準備されていた異なった血液型の血液を輸血していたことが13日、分かった。患者は集中治療室で改善療法を受け、快方に向かっているという。 患者の足首に巻いたリストバンドの氏名や血液型を複数で確認することを規定したマニュアルがあるが、これを守っていなかった。 病院によると、今月2日午後2時45分、30歳代の男性主治医が、この患者用の「O型Rh+」ではなく、ナースステーションから持って来た「B型Rh+」で輸血を始めた。1時間半後、ナースステーションに、この患者に輸血すべき血液があるのを看護師が発見、ミスに気づいた。予定していた計約300ミリリットル中、約120ミリリットルを輸血し終わっていた。 病院は4日に東京都と八王子保健所に届け出た。13日夜に会見した工藤センター長は「医師のうっかりミス。患者、家族、世間の皆様に申し訳ないことをした。再発防止に万全を期したい」と謝罪した。 【佐藤敬一】 [共同通信ニュース速報] 東京医科大で輸血事故 O型患者にB型血液[2002-12-13-19:57] 東京医科大学八王子医療センター(東京都八王子市)は十三日、血液型がO型の男性患者(68)に、誤ってB型の血液を輸血する事故があったことを明らかにした。 男性は肺炎の兆候がみられ、呼吸機能が悪化している。 医療センターによると、事故があったのは二日午後四時十五分ごろ。悪性リンパ腫で血液がO型の患者にB型の血液を誤って輸血したことに気付き、すぐに改善療法を開始。事故から二十五分後に家族に連絡し、その後、集中治療室(ICU)で治療を行った。 センターは翌三日、八王子保健所に事故を報告し、九日には東京都健康局と同保健 所の立ち入り指導を受けたという。 |
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更新日:2002.12.20 文責:輸血部