病院長あいさつ

 産業医科大学若松病院長  酒 井  昭 典

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 産業医科大学若松病院は2011年(平成23年)に開院いたしました。
 当院の前身は1891年(明治24年)に開設された遠賀郡立若松分院、北九州市立若松病院です。若松病院は、今日に至るまで120年以上の長きに渡り北九州市若松区内唯一の総合病院として地域の中核的病院の機能を果たしてまいりました。
 産業医科大学若松病院の病院長は、初代が佐多竹良先生、二代目が鈴木秀明先生であり、三代目を私が継承しております。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 産業医科大学若松病院のめざすところは、安心・安全の医療を提供すること、科学的根拠に基づいた質の高い最新の医療を提供すること、地域医療に貢献することであると考えています。産業医科大学病院との一体運営を図りながらメディカルスタッフ・事務職員一丸となって若松病院を発展させてまいりたいと考えています。

 

 若松区は高齢化率30.1%(平成283月現在)と高齢化の進んだ地域です。また、病院は工場が建ち並ぶ地域に隣接しています。地域の高齢者と勤労者はもとより幅広い地域の方々に若松病院を利用していただきたいと思っています。

 

 若松病院では、内科は、リウマチ・糖尿病内科、循環器内科・腎臓内科、消化器内科、呼吸器内科に分かれており、高い専門性を発揮しながらも幅広い疾患に対応しています。外科は、消化器・一般外科、整形外科、産婦人科、泌尿器科、耳鼻咽喉科を中心に多くの手術を行い、良好な治療成績を得ています。さらに、リハビリテーション科、緩和ケア・血液腫瘍科、麻酔科、放射線科が高度な医療を提供しています。また、神経内科・心療内科、小児科、皮膚科、脳神経外科、呼吸器・胸部外科、眼科については、曜日を決めて、外来診療を行っています。

 

 その他当院は、化学療法室、無菌室、心臓リハビリテーション室等を備えており、平成285月には、血液透析を中心とした10床の透析室を整備し、診療機能の充実を図りました。近年、医療技術・医療機器・診療材料の進歩、新薬の開発には目覚ましいものがあります。このような新機軸を医療現場に還元しながら、患者の皆様とともに各種疾病のコントロール・寛解・治癒、治療後早期の社会復帰に努めてまいります。なお、当院は、敷地内に居宅介護支援事業所と訪問看護ステーションを併設しており、地域の医療機関と密に連携しながら、退院後にご自宅で療養生活が送れるように支援してまいります。

 

 患者の皆様から求められる医療をきめ細やかに提供できるよう病院を運営してまいります。時代とともに変化する疾病構造や診療実績・保険制度を見据えながら病院経営を改善してまいります。不変は後退であると考え、真摯な姿勢でより優れた医療を常に求め続けます。

 

 近隣の医療機関等とともにより良い地域医療ネットワークの構築に尽力する所存です。皆様のご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。