放射線部

 X線や磁気を利用し病気の発見や診断のための良質な画像を提供しています。検査で得られたデジタル画像は院内ネットワークで迅速に配信され、院内の電子カルテで参照できます。患者様、診察を行う医師を待たせないよう努めています。
 2011年4月の開院時に設置したCT装置(64列マルチスライス)は高精細画像を短時間で取得できます。2015年3月には最新のMRI装置(3テスラ) を導入し、臨床的に有用な画像が得られています。開口部が広く、検査時の騒音は減少しており、患者様にやさしいMRI装置です。


【放射線部で行う検査について】
1 X線撮影
 一番身近な検査で、胸部・腹部・頭部・手足などその部位に適した撮影方法で行います。検査部位によっては息を吸って止めたり、吐いて止めたりして撮影します。


2 X線透視(造影)検査
 
X線透視装置とバリウムなどの造影剤を使って食道・胃・十二指腸・小腸・大腸の検査を行います。整形領域では関節の動きの観察、骨折の整復などにも使用しています。
 

3 CT検査
 体にX線を照射し、透過したX線の量を測定しコンピューター処理することにより体の輪切り画像(断層像)が得られる検査です。検査部位や目的によって造影剤を使用することでより詳しい検査が可能です。また画像データを再計算し、任意の断面の画像を作成することも可能です。

1~3の検査での注意事項
●妊娠中又は可能性のある方は、主治医または技師に申し出て下さい。
●検査の部位によってはヘアピン、ピアス、ネックレス、入れ歯、金属の付いた下着などは外して頂きます。

 

4 MRI検査
 大きな磁石の中に体を入れ電磁波(電波)をあてると体を構成する水素原子核から信号が出ます。この信号を受信しコンピューター処理することにより体の任意の断層像を作成できます。


MRI検査での注意事項
●金属類は検査の妨げになりますので外して下さい。
●マスカラやアイラインなど一部の化粧品には金属が含まれています。
 画質の低下や火傷を起こすことがありますので化粧はなるべく避けて下さい。

  下記の方はMRI検査が受けられないことがあります。
●ペースメーカーを埋め込まれている方
●脳動脈瘤の治療で材質不明のクリップが入っている方
●人工心臓弁を使用している方
●閉所恐怖症の方


造影剤について
 検査の目的によっては造影剤という検査用のお薬を使用することがあります。造影剤を使用することでより正確な診断が可能になります。CT検査の場合は造影剤を腕の静脈から注入します。このとき少し身体が熱く感じることがあります。また発疹・吐き気・かゆみのような症状が出ることがあります。ごく稀ですが重篤な症状も引き起こすことがあります。造影剤使用時は看護師、担当技師が患者様の状態を常に観察しており、副作用が生じたときにはすぐに適切な処置が行われるよう体制を整えてあります。安心して検査を受けて下さい。検査後は造影剤の尿中への排出を促すために水分を多めに摂るようにして下さい。稀ですが検査終了後、時間が経過してから副作用が生じる場合があります。何か異常がありましたら、すぐに病院までご連絡下さい。

連絡先:産業医科大学若松病院 代表 093-761-0090


 放射線部での検査に関してご心配、ご不明な点が有りましたら放射線部スタッフにお気軽にご相談下さい。