リハビリテーション科

 リハビリテーション(以下、リハ)科では、リハ科医が障害の診断を行ったうえで疾患の治療や、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・義肢装具士などと共同し障害に対する訓練・指導を行っています。スタッフは、リハ科医師3名(専門医・指導医資格を有する医師2名)、理学療法士10名・作業療法士4名・言語聴覚士1名よりなります。対象となる疾患は脳卒中、外傷性脳損傷、骨関節疾患、四肢切断、神経筋疾患、脊髄損傷、呼吸循環器疾患、がん等さまざまです。当院整形外科がスポーツ整形に関連した手術を多数行っていることから、術後のリハやスポーツ復帰への指導も行っています。また、循環器内科と共同で心臓リハビリテーションも積極的に実施しています。緩和ケア科と共同して新たに「がんのリハビリ」にも取り組んでいます。装具外来・嚥下外来(嚥下造影検査)・障害診断外来などの専門外来を設置しているほか、筋電図検査、摂食嚥下訓練やボトックス治療も実施しており、大学病院として専門的リハ医療を通じて地域医療の充実にも寄与したいと考えています。
 大学病院本院と連携しながら、専門的、進歩的な治療にも取り組んでいます。治療的研究として、脳卒中に対する非侵襲的大脳刺激法(経頭蓋直流電気刺激、写真1)、機能的電気刺激治療法、パーキンソン病に対する包括的リハ訓練(写真2)、ロボット訓練機器を用いた上肢訓練などにも取り組んでいます。産業医科大学設立の趣旨に基づき、障害者の復職に取り組んでいることも特徴の一つで、自動車運転再開にあたっての高次脳機能評価やドライビングシミュレーターを用いた評価も実施しています。
 尚、当院は日本リハビリテーション医学会の認定研修施設(福岡県では26施設認定、2014年10月末現在)でもあります。

   
   
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 写真1 経頭蓋直流電気刺激   写真2 パーキンソン病に対する包括的リハ
 

 

 
 ●リハビリテーション科 スタッフ