衛生管理者 川原 糸織里 さん
株式会社 三井ハイテック / 健康管理室
目標は、現場の味方になれる労働衛生の中枢。大学での学びを活かす場面はさらに広がっています。
安全で衛生的な職場を支えることが世界の人々に役立つ製品づくりにつながる。
「世界の人々に役立つ製品をつくる」。当社の社是にある「人の役に立つ」という言葉は、私が安全衛生の道を志した理由にも通じています。たとえば新型コロナウイルス感染症の場合、日本でまん延する前に当社ではいち早く対策マニュアルを作成。私も情報を収集し、原案作りに携わりました。産業医科大学で、労働安全衛生を専門的に広く学び、すぐに業務に活かすことができたと思います。従業員の皆さんが健康的に働ける、安全で衛生的な職場を支える。それが世界の人々に役立つ製品づくりにつながっていくと考えています。
「困ったら川原に聞いてみるか」現場から頼りにされる存在になりたい。
目標は、現場の味方になれる衛生管理者。入社時からできるだけ現場に顔を出し、実際に仕事をする方と話すなど、コミュニケーションを大切にしてきたつもりです。改善指導なども押し付けるのはなく、一緒に協力してもらえるように努め、現場と連携しながら進めていくことがやりがいになっています。現場から「困ったら川原に聞いてみるか」と頼りにしてもらえるとうれしいですね。企業における安全衛生の水準はさらに高く、専門的に学んだ人材はさらに重要に。産業医科大学で学ぶことで、活躍の場が広がっています。
産業医科大学 大学案内2022から抜粋