安全衛生マネジメント学 研究内容

三宅 晋司

心理生理学的手法を用いて,種々の要因の生体影響を評価する研究を行っており,これまで,下記のプロジェクトを遂行している(科研費,企業からの受託研究,共同研究等).

 

ワークロードの多角的評価に関する研究(平成7年度)

メンタルワークロードの生理心理学的研究(平成11-12年度)

空気質IAQの気分,作業成績,生理機能に及ぼす影響(平成13年度)

Intelligent Productivity: Pilot Study(室内空気質の知的生産性に及ぼす影響)(平成13年度)

マイナスイオンの生体影響に関する影響(平成14年度)

多重課題遂行中の付加作業による影響(平成14年度)

作業負荷レベルの変化に対する生体反応(平成15年度)

音声による疲労度判定の妥当性の検討(平成15年度)

知的生産性向上のための心身状態判定技術(覚醒レベルの変化に伴う生体反応に関する研究)(平成15年度)

実車運転時(テストコース)におけるACC使用による影響の検討(平成16年度)

音楽聴取時の快・不快と生体反応(平成16年度)

異なる難易度の精神作業に対する生体反応およびその再現性に関する検討(平成17年度)

NIRSと発汗デバイスに関する検討 -精神課題遂行時の自律神経系指標との関連-(平成18年度)

アルコールの生体影響に関する研究(平成19年度)

生体情報にもとづく飲酒状態判定システムの開発(平成19年度)

森林浴や店舗景観のイメージ評価等(平成19年度~)

ドライバ状態推定指標化に関する研究(平成20年度)

医療従事者のストレスと疲労に関する多次元的評価に関する研究(平成20-22年度)

快適睡眠環境に関する研究(平成22年度)

医療従事者のストレスと疲労調査:発話音声分析ソフトウェアの機能検証(平成22年度)

高齢ドライバの自動車運転安全性向上研究会(平成21年度~平成24年度)

適量の飲酒によるポジティブ効果の検証(平成24年度)

 

 

伊藤 昭好

労働安全衛生マネジメントシステム構築支援手法の研究

 

安全衛生リスクアセスメントツールの開発

 

労働安全衛生活動評価手法の研究

 

騒音ばく露による聴力リスクアセスメント手法の研究

原 邦夫

化学物質リスク管理のあり方

職場での化学物質のリスクアセスメント義務付けに対応するため、スクリーニングから詳細あるいは企業規模に応じたリスクアセスメント方法について、許容濃度等の基準に基づいた上での様々な工夫について検討している。

・山本忍、原邦夫、他.化学物質リスクアセスメント対象物質の職業性ばく露限界値とGHS区分の関係.416、第91回日本産業衛生学会講演集、2018.

 

産業衛生技術専門職のコンピテンシー

産業衛生技術専門職は衛生管理者、作業環境測定士、労働衛生コンサルタントなどに分かれ、その専門職領域が複雑になっている。産業医、産業看護職のコンピテンシー研究が進められている中、改めて産業衛生技術専門職の専門職としての能力であるコンピテンシーを再整理している。

・原邦夫.産業衛生技術部会フォーラム:我が国におけるオキュペーショナルハイジニストの育成や活用、展開、238、第91回日本産業衛生学会講演集、2018.

 

健康影響予測評価(HIA)研究

「健康の社会的決定要因」の考え方に立ち、健康に影響を及ぼさないように見える事業などについて健康への影響を事前に評価し良い点を伸ばし改善すべき点に対策を施すという考え方・方法論が健康影響予測評価(HIA)である。この手法を地区診断に用い、地域に対策提言することを検討している。

・星子美智子,原邦夫、他.地方自治体で活用される健康影響予測評価(HIA)のスクリーニング・チェックリストの開発とその活用、久留米医学界雑誌 76(8-12): 284-295, 2013.

 

アジアの大気汚染対策

アジアの大都市の大気汚染は深刻であり、日本での取組みとその成果を紹介し共同研究することが有効と考え、現地実態把握や発生源対策のための成分分析を試みている。

・K Hara. Special Talk: A Comparison of Chronological Changes in PM10 Concentrations in Four Asian Mega-Cities, The 4th EnvironmentAsia International Conference on Practical Global Policy and Environmental Dynamics June 21-23, 2017, Bangkok, THAILAND

 

 

庄司 卓郎

長時間労働、過重労働

長時間労働の防止のための企業の方策

長時間労働を減らし心身面での健康障害を防止するために企業が行っている効果的な施策を明らかにする

深夜勤務影響軽減のための対策に関する研究

深夜勤務職場で眠気の払拭、ミスの防止に効果的で、現場で実施可能な対策を現場調査、模擬実験などから明らかにする

 

メンタルヘルス

メンタルヘルスに関連した研究:労働者の職場適応のための職場設計

労働者が、職務にやりがいを感じワークエンゲイジメントを高めることができるような職場組織のあり方を検討する

メンタルヘルス二次予防に関連した研究:メンタル不調者の早期発見

メンタルヘルス不調者の早期発見を含めた、ラインによるメンタルヘルスケアを効果的なものとするために、組織として取り組むべき効果的な施策を明らかにする

 

安全管理・安全衛生マネジメント

回復能力に力点を置いた組織の安全管理手法について

小さなミスが大きな損害に至る前に対応する組織のレジリエンス(回復能力)について、その能力の醸成過程を明らかにする

安全対策のコストパフォーマンス

安全対策のコストと、予想される災害の損害を見積もる手法について検討する

効果的な安全教育の手法

現場の作業員がリスクアセスメント能力を高めるために効果的な教育手法について検討する

 

山田 晋平

蓄積疲労の評価方法の検討

 

 

倉岡 宏幸

メンタルワークロード評価手法の研究

PCを用いた精神作業遂行時における生体反応の影響について調査し,ワークロード評価に有用な生理指標の探索をする.

・Kuraoka, H., Kazuki, T., Wada, C., and Miyake, S.: Effects of a sensory intake task on heart rate and heart rate variability. In Proceedings 19th Triennial Congress of the IEA, Paper 2004, 2015.
・Kuraoka, H., Miyake, S., and Wada, C.: Effects of differences in task characteristic on autonomic nervous system responses. International Journal of Psychophysiology, 94, 133-134, 2014.


 

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