作業関連疾患予防学 研究内容

  • 微小粉体、化学物質への単独並びに複合曝露の健康影響に関する疫学研究
  • 鉱物繊維への単独並びに複合曝露の健康影響に関する疫学研究
  • 高年齢労働者の作業負担管理指標に関する研究
  • 新たな労働態様、過重労働に対する対応に関わる研究と対策手段の開発
  • 今後の産業保健活動のあり方(サービスの提供範囲、方法、内容、各国比較など)のあり方に関する研究
  • 国内外の産業保健高次専門職の育成方法ならびに教育研修教材の開発・作成
  • 分散型小売店舗における効果的な労働衛生活動の関する研究
  • 中小企業用産業保健電子カルテ(iPHR)の開発とそれによる効果的・効率的な産業保健手法に関する研究

 

 科学研究費 

 

    【労災疾病臨床研究事業費補助金】

 

★電動ファン付き保護具の実用性並びに普及に関する研究(2018年-2020年)★

 

呼吸用保護具装着による心身への影響を明らかにすることで、高齢作業者や慢性の呼吸器疾患を有する作業者に対する適切な保護具装着の指導や適性配置の実地に貢献し、じん肺の発生を抑制することができると思われる。また、作業者の作業環境や作業内容に応じた保護具の選定や装着方法の推奨、PAPRの高い防護性や融通性のある使用法を示すことで、職場の粉じんばく露防止対策を促進させると考えられる。本研究により得られた科学エビデンスを普及啓発することにより、じん肺を含む様々な健康障害防止に寄与すると考える。

 

 

  

受託研究&共同研究費

トナーの取扱に関わる健康影響追跡調査(2015年~)★

 

 トナー取り扱いによる健康影響を疫学的に調べるために、社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)作成の「JBMIA産業保健調査ガイド」に従い、トナー取扱者と非取扱者のWEB問診による詳しい追跡健康調査を行い、解析を行う事を目的としている。

 

小径トナー健康影響に関する研究(2017年~) 

 

  2017年から、より小径(φ5μm以下)のトナーによる健康影響の調査を開始した。対象物質の粒径に対応した粉じん濃度測定調査と作業者の健康影響調査を行う。作業環境の評価分析とトナー取扱者・非取扱者の血液・尿検査の分析結果から、小径トナー曝露による人体への健康影響を明らかにする。

 

★ウェアラブル端末を用いた効果的な作業管理に関する研究(2019年~)★

 

  ウェアラブルセンサー等を用いて、労働者の身体情報を継続的かつより詳細に計測し、作業内容や勤務形態による経時的な身体的・精神的健康状態への影響を解析する事を目的とする。得られた解析結果に基づき適切な作業管理・作業環境管理・健康管理を行うことで、健康確保をより実効的に行うことが可能となるのではないかと考えられる。

 

 

 その他

中小企業の健康経営に関する調査および健康経営支援ツールの開発

 

 2015~2016年度にかけて、実施責任者および多くの中小規模分散事業場を有する統括産業医と事業場担当者、嘱託産業医経験者・労働衛生コンサルタント、中小規模事業場の嘱託産業医かつテクニカルエンジニア(ネットワーク、情報セキュリティ)国家資格者、産業保健分野の知識を有する情報工学の専門家にて、企業ヘルシー度指標を考案した。2017年から企業ヘルシー度指標の利用を希望する事業場に提供し、企業ヘルシー度指標の活用事例の収集や中小企業の健康経営・産業保健活動実態調査を進めている。 

  

 

 

 

 

 

 

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