8月21日~24日 韓国テグカトリック大学との交流活動報告
8月21日(火)から24日(金)に、韓国のテグカトリック大学産業保健学科へ本学産業保健学部の教員(伊藤
教授、保利
教授、金岡
講師、山田)と学生(22名)で訪問して、交流活動を行いました。この活動は2005年に始まっており、毎年、交互に各々の大学を訪問してします。学生にとっては産業保健分野の知見と学習意欲を増やす機会になったかと思います。ご尽力いただきました関係各所に厚く御礼申し上げます。
(安全衛生マネジメント学 山田 晋平)
〈参加した学生から〉
8月21日(火)から24日(金)の間、韓国へ特別演習に行ってきました。私は、初めての海外で不安と緊張でいっぱいでした。言葉が通じない、文化も慣習も違う、食べ物や飲み物は自分の体に合うのだろうか、そのような緊張と不安を持ったまま韓国へ行ってきましたが、私の不安や緊張はすぐに解消されました。韓国の学生が、英語や翻訳アプリケーションなどを使って、優しく韓国のことを教えてくれたり、名所などを案内してくれたりすることで不安がなくなりました。
職業健康管理センター訪問では、大学でまだ学んでいないことを学びました。そこでは職務のストレス予防の相談が一番多く、また、騒音が発生する職場には、騒音対策の教育も行われていました。自分に一番あう耳栓を見つけるため、耳へのフィット具合をコンピューターで確認し、それを装着して仕事をすることによって、労働者の身体や健康を騒音被害から守る工夫をしていることを学びました。また、平日は朝の9時から夜の8時30分まで開いており、労働者の勤務時間のことを考慮し、休みを使わずに利用できる工夫がされていました。他にも様々なことを工夫しながら労働者の健康を守っていることを学びました。
言葉は通じなくても、労働者の身体や健康を守ることは社会を円滑に運営していくために必要不可欠なことであり、日本だけでなくどの国へ行っても非常に重要なことであるとこの4日間を通して感じました。私は将来、産業保健師として社会に貢献したいと考えているため、この4日間を通しての学びをこれからに繋げていきたいと思います。
(産業保健学部
看護学科1年 相川 奈々)