診断書と意見書
1 診断書とは?
純粋に医学的な内容が記載されているものです。一般的には企業は休職の時に必要なことが多いです。就業に際してまったく問題ない場合にも利用が可能なケースもあります。基本的には医師が医学的事項を記載するだけのため内容を本人に確認せずに発行します。
「例:令和●年●月●日から手術・抗癌剤の治療を行った。現状、月1回程度の外来通院が必要である」
2 意見書とは?
病状から仕事に影響を与える要素を抽出し、治療と仕事を両立させるために必要な医学的な検討事項が配慮内容として記載されたものです。一般的には、復職初期のころに必要なことが多いです。記載内容については、会社に伝えることを、どの内容にするか・何を配慮として申し出るか、などを本人とともに検討し、本人が確認・署名したうえで作成・発行されます。
「例:がんが腰椎に転移しております。重量物作業を行うと転移している骨が骨折する恐れがあり、10㎏以上の重量物作業を行わないようにご配慮ください」
(令和3年8月23日更新)