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皮膚科(専修医)

 

1 診療科の特徴

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  • ■皮膚科の多様性
     皮膚科は,皮膚という臓器に専門性を特化しています.皮膚の病気であれば子供から老人の方まで,最初の診察から病理を含む診断,内科的・外科的治療まで行います.そのため,一人の患者様を皮膚の病気に関しては最初から最後まで責任をもって診ることができます.また,アトピー性皮膚炎や蕁麻疹のような炎症性皮膚疾患から,白癬や蜂窩織炎という感染症,強皮症のような膠原病,水疱症のような自己免疫疾患,リンパ腫や悪性黒色腫といった悪性腫瘍,さらには美容皮膚といった多岐にわたる疾患を扱うことも特徴の一つです.
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  • ■将来設計のフレキシビリティ
     もう一つの大きな特徴として将来の選択肢の広さが挙げられます.今皆さんは医者になって,昼夜問わず臨床に打ち込みたい,バリバリ手術をしたい,適度なところで出産して子育てに励みたい,9時から5時で働いて夜はのんびりしたい,開業したい,子供を中心に診たい,末期の癌患者を診たい,研究もやって新たな治療法の解明を行いたい,留学をしてみたい,などといろいろな夢や希望があると思います.その希望にそって進路を決めることに異論はありません.しかし,これから実際に何年か働いてみて,自分の理想と現実が異なるかもしれません.そんな時,皮膚科はさまざまなライフスタイルを選ぶことが可能であると思います.言い換えると,現時点で何をやりたいかはっきりと目標がつかめない方もいずれ何をやりたいかが見つかるはずです.
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  • ■臨床内容の特徴
     当然ながら皮膚科診療を中心に業務を行います.その内容は,皮膚科学全般で、手術も盛んに行っています.高度な先進的医療を提供しつつ,かつ地域医療を担うという面も満たしています.また後期臨床研修における教育を充実させるために,病棟回診, カンファランスに加え、勉強会も行っています.

2 専門医取得状況

 日本皮膚科学会皮膚科専門医があります.医局員全員を対象に取得するよう指導します.学会の規定による論文発表,学会発表,講習会受講を済ませ,入会5年を経過した者は速やかに学会認定専門医の試験を受けます.前期臨床研修中でも日本皮膚科学会に入会していれば,5年の臨床研修期間に含むことは認められます.そのため将来皮膚科に進むことが確定している場合は,早めに日本皮膚科学会に入会した方が有利です。
 後期研修は、専門医試験受験資格取得のための指導も兼ねており、受験に向けた勉強会も行っております。
 また、日本医師会認定産業医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医および暫定教育医、日本皮膚科学会認定美容皮膚科・レーザー指導専門医が在籍しており、それぞれの専門医資格を得るための教育体制が整っています。


3 研究活動

当教室では,臨床研究から基礎研究まで多岐にわたり研究成果を世界に向けて発信しています。主な研究分野は,脱毛症,乾癬,皮膚免疫・アレルギー,自然免疫,ATL, 皮膚悪性腫瘍,職業性・環境性皮膚疾患,などです。


  • 1) 外来性物質による光線過敏症の発症メカニズム
     光,とりわけ紫外線が当たると皮膚炎を生じる疾患を光線過敏症と言います.光が当たると反応を開始する物質を光感受性物質と呼びますが,こうした物質が皮膚に接触したのち,あるいは薬剤として経口投与され皮膚に到達したのち,紫外線が照射されますと光線過敏症が起こります.この過敏症のマウスモデルを確立し,そのメカニズムを詳細に調べています.その結果,原因物質は長波長紫外線 (UVA) 照射下で蛋白と光共有結合すること,皮膚への UVA照射により表皮の抗原提示細胞であるランゲルハンス細胞の MHC class II 分子上の自己ペプチドに光結合すること,それにより特異的に T 細胞を感作・惹起すること,この連鎖によりアレルギー反応が起こることを明らかとしています.こうした基礎研究を踏まえ,環境中にある,あるいは薬剤としてされる光感受性物質のスクリーニングシステムの確立をめざしています.
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  • 2)脂質メディエーターの免疫・アレルギーにおける役割の解明
     プロスタグランジンやロイコトリエンをはじめとする脂質メディエーターに免疫やアレルギー炎症を制御する機能が備わっていることが明らかになりつつあります.当教室ではプロスタグランジン受容体の欠損マウスや受容体の選択的薬物を用いて皮膚免疫やアレルギーにおける新たな役割の解明を行っています.
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  • 3)炎症細胞の動態制御による皮膚免疫・アレルギー疾患の治療への展開
     近年になり,T細胞やB細胞、樹状細胞などの免疫担当細胞がケモカインや接着因子などにより炎症部位に集積することがわかってきました.我々は免疫・アレルギー疾患における炎症細胞の動態を制御するメカニズムを解明し,治療への応用を図ろうとしています.
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  • 4)Toll like receptor (TLR)の表皮ケラチノサイトやランゲルハンス細胞における生理的・病態的役割の解明
     自然免疫におけるTLRの重要性が明らかされてきましたが,まだその皮膚における臨床的意義付けは明確されていません.我々はヒト,マウスのケラチノサイトやランゲルハンス細胞を培養し,TLRからのシグナルの免疫応答における役割の解明を行っています.
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  • 5) アトピー性皮膚炎のメカニズムと抗アレルギー薬の作用
     アトピー性皮膚炎では,T細胞,表皮角化細胞,ランゲルハンス細胞などが密接に関わって皮膚病変を形成しています.角化細胞の産生するケモカインはT細胞の集積のもととなっています.この集積を断つという観点から抗アレルギー薬の効果を研究しています.
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  • 6)蚊アレルギー/EB ウイルス感染/ナチュラルキラー (NK) 細胞増多症を3主徴とする疾患
     本邦の若年者を中心に,蚊に刺されると局所皮膚が壊死し,リンパ節腫脹,肝脾腫などの全身症状を伴い,若くして網内系の腫瘍で死に至る患者様が存在することが知られていました.この疾患の病態解明を目指し,慢性 EB ウイルス感染と NK 細胞増多症を伴うことを明らかにし,HMB-EBV-NK disease (HEN 病) として提唱しています.蚊の唾液腺からの抽出物は,こうした患者様のリンパ球を活性化します.現在,この物質の同定を行うべき研究を続けています.

4 関連学会

 日本皮膚科学会,日本研究皮膚科学会,日本免疫学会,日本アレルギー学会,日本皮膚アレルギー?接触皮膚炎学会,日本皮膚悪性腫瘍学会,日本乾癬学会,日本光医学光生物学会, 日本美容皮膚科学会


5 当診療科での修練のメリット

 臨床教育に熱心で,皮膚科研修5年でできるだけ専門医を取得できるようにバックアップしています.また,日本研究皮膚科学会の事務局を置き,医局員のほとんどが臨床研究や基礎研究に携わっており,オリジナリティのあるメッセージを世界に発信しています.
 当医局は若いメンバーで構成されています.お互いの心理的距離も近く,みんなが助け合って臨床に,研究に打ち込んでいます.産業医大の皮膚科学教室は若い人材に大いに期待しています.

 


参考

  • ・指導責任者・指導医
     中村 元信(教授), 小林 美和(講師), 日野 亮介(講師), 吉木 竜太郎(講師)
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  • ・修練スケジュール
     3~6年目の医師が専修医(一般の病院の医員に相当)として研修します.皮膚科医としての全てが身に付くことを目標とし,加えて専門医の取得を目指します.大学附属病院を中心に研修しますが,一時期(最長でも2.5年)関連病院に出向することもあります.病棟と外来での診療を同時に行います.とくに病棟では直接の主治医となり活躍します.加えて、週1回の臨床カンファランス,病棟回診,手術症例カンファランス,病理組織検討会,専門医試験勉強会,月1~2回の皮膚科医会講演会出席で研鑽を積みます。また学会発表,論文作成も極めて積極的に行っています.
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  • ・取得認定医・専門医制度
     日本皮膚科学会認定医およびその分野別認定医

 

連 絡 先

  • 担 当 者:中村 元信
  • 郵便番号:807-8555
  • 住  所:北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1
  • 電話番号:093-691-7445
  • FAX番号:093-691-0907
  • E-mail:dermatol@mbox.med.uoeh-u.ac.jp
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