産業医科大学医学部 第2内科学 産業医科大学
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産業医科大学第2内科学教室便り 2012年度 第6号

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産業医科大学第2内科学教室便り

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巻頭言

第2内科の仕事、それ以外の仕事
第2内科学教授 尾辻 豊 

 2014年度の御挨拶を申し上げます。2013年度の第2内科は何とか大過なく1年を過ごすことができました。入局者もまずまずです。仮入局3人と入局の少ない年でしたが、第2内科入局者は3人とも残ってくれて他科入局者が二人新たに加わってくれました。他学からも入局者が数名あり、学内の人数も増えてきました。しかし、第2内科の仕事も大幅に増えてきています(例えば診療報酬は医生ケ丘の病院で対前年比+16.6%、若松病院で+34.8%でした)。もっともっと人数が増えて一人当たりの仕事の負担が減って、研究をやる余裕が出てくればと思っています。私自身も忙しくなってきました。教務部長を1年間やりましたが、年度末に退学・留年等で苦労しました(学生は最も辛かったと思います)。今年度から新たに副院長を拝命することとなり、病院のマネージメントもすることとなりました。このような状況で2〜3年前と比べて回ってくる書類が2〜3倍に増え、メールも毎日30通ぐらい出しています。自分にできる仕事かどうか?今までやったことがないだけに全く解りませんが、与えられた仕事を一生懸命やるだけです。というような状況で、私は本来研究が好きなのですが、現在は研究にかける時間がかなり制約されています。これが悩みです。給料をもらう訳ですから好きな仕事だけする訳には行かないと思っています。
 腎臓グループは、以前にもまして輝いています。医生ヶ丘の大学病院や若松病院で診療に頑張っているのは言うまでもありませんが、2013年度は日本透析医学会総会で1題、アメリカ腎臓学会で5題など、多数の学会発表を行いました。臨床におきましても、腎生検件数は平成23年に開学以来初めて100件を超え、その後も3年間連続で100件以上が続いています。新規透析導入数(81件)とシャント関連手術数(121件)も2年連続で過去最多を更新しています。不整脈グループも躍進を続けています。不整脈専門医も3名に増え、デバイス治療は例年同様、盛んに行っています。アブレーションも全ての頻拍性不整脈について症例数も伸び、合併症なく良い治療成績を収めています。学術面でも多くの国際多施設共同研究に参加し、エビデンスの構築に寄与すると共に、デバイス患者の社会復帰・就労に関するガイドラインを班員・協力員として上梓し、大学の使命にも貢献しています。心カテクループでは、心臓カテーテル検査の開院からの総件数が昨年11月5日をもって1万例を超えました。昨年の年間検査・治療件数も順調に伸びており、治療成績もとても良好です。特に治療に関しては、プレッシャーワイヤーや血管内超音波検査(IVUS)・光干渉断層法(OCT)をガイドとした精密かつ安全な治療を先進的に行っており、他施設からの見学や教育も受け入れつつ積極的に活動しています。日本心血管インターベンション治療研修施設として若手の認定医・専門医取得にも力を入れています。また研究面においても、当施設が参加した薬剤溶出性ステントの多施設共同研究結果はCirculation(Cardiovascular Intervention)誌やJAMA誌に掲載され、国際学会や国内学会でも多く発表を行い、昨年の日本循環器学会九州地方会ではYIAも受賞しました。心エコーグループでは、ルーチンエコーに加え、負荷エコー・術中エコー・経食道エコー・3次元エコーに積極的に取り組んでいます。年間検査件数は右肩上がりであり、特に外来日の予約患者様の待ち時間を少なくするために、心エコー装置を3台から4台に増やし、フル活用しています。JUSTICEの次の多施設協同研究として心不全の予後を心エコーで推定しうる最も有益な指標を確立するENIDENCEという臨床研究を発案し、現在コアラボとして症例を収集中です。新たな結果を発信できるように努力しています。侵襲的治療を行っていない若松病院循環器内科・腎臓内科は入院症例が増えず、非常に苦労していましたが、平成24年7月から心大血管疾患リハビリテーション(心リハ)ができるようになった頃から、医生ヶ丘の産業医科大学病院との連携もうまくいくようになりました。その結果平成25年度は入院、外来共に症例数を大きく増やすことができました。若松病院の心リハはリハビリテーション科と共同で運営しているのが特徴です。特に高齢者で整形外科または脳神経の病気を合併している症例も週1回のカンファレンスで十分に話し合い、症例に合わせて柔軟に対応しています。また、当科で力を入れている平成25年度の睡眠時無呼吸検査は精密検査76例と大きく増加し、CPAP導入症例も増加しています。循環器疾患、腎臓疾患をもつ症例は睡眠時無呼吸症候群を高率に合併していることから、今後当科の診療の柱のひとつになっていくと思います。
 このように第2内科の特に臨床は伸びてきていますが、私にとって教務部長等の第2内科以外の仕事が増えてきています。これは学外においても同じです。2013年からエコー神戸という講習会を主催することになり、2014年も7月にエコー神戸を主催します。2014年3月には日本老年医学会九州地方会を主催いたしました。さらに2015年3月には日本心エコー図学会を北九州で開催いたします。心エコーの同好者にとって勉強になる会になるようあれこれ悩んでいます。資金を集めることが苦手ですが、何とか頑張りたいです。このように2013年度は大きな変化はありませんでしたが、第2内科の仕事も第2内科以外の仕事も増えてきた年と言えそうです。私は本来は第2内科の中の仕事をしたいので、何とかそれ以外の仕事を減らそうと思っています。依頼原稿を時々断ったり、学会の主催を断ったり、学会役員の仕事を適当にさぼったり、周りに波紋を起こさない程度(と思っていますが?おそらく周りからは学会に尽くさない奴だと思われていそうです)に仕事を制限しています。仕事の整理をして第2内科がもっと発展するべく努力を続けます。同門の皆さまからのいっそうのご支援・御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

産業医科大学第2内科学教室便り 2013年度 第7号

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0 目次 1,048KB
1 巻頭言 1,575KB
2 同門会ご挨拶 1,617KB
3 医局一年の歩み 集合写真 院内カンファの様子 新任・昇任スタッフの自己紹介
1,922KB
4 新入教室員自己紹介 1,647KB
5 新研修医便り 学外研修報告会と実技講習会 2,045KB
6 外来・病棟この一年(平成25年度) 1,805KB
7 学生教育について 1,595KB
8 研究室一年の歩み(平成25年度) 1,778KB
9 国外からの便り 留学便り 1,630KB
10 開院便り 1,764KB
11 OB会員の先生からの便り 2,070KB
12 教室職員紹介 1,736KB
13 関連施設便り 2,648KB
14 医局関連行事(学会、研究会、病診連携会、大学院講義、写真集など) 2,849KB
15 2013年度業績集
  1 論 文 1,730KB 1.原著(英文)、2.原著(和文)、3.著書、4.総説(英文)、5.総説(和文)、6.その他の著作
  2 学 会 1,477KB 7.国際学会、8.国内学会(総会)、9.国内学会(地方会)
  3 研究会 2,401KB 10.研究会(国際)、11.研究会(全国)、12.研究会(地方会)
  4 受 賞 1,230KB 14.受賞
  5 紹 介 1,219KB 15.紹介記事、インタビュー記事、テレビ出演など
  6 研究費 1,242KB 16.研究費獲得
16 あとがき 1,063KB

>> 過去の教室便りはこちらをご覧下さい。

産業医科大学医学部第2内科学講座 更新日:2014年10月1日 文責:津田 有輝


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