産業医科大学医学部 第2内科学 産業医科大学
ホーム サイトマップ
 
Main Menu
ご挨拶
患者様へ
医療機関の皆様へ
研究室紹介
現在進行中の研究
後期臨床修練医(専修医)募集
関連施設
お問合せ/各種お知らせ
医局行事紹介
業績集

産業医科大学第2内科学教室便り 2012年度 第6号

医局員・非常勤医師・大学院生募集 !

医局紹介プロモーションDVD

医生ヶ丘循環器病診連携勉強会

腎臓病教室



産業医科大学第2内科学教室便り

トップページ > 産業医科大学第2内科学教室便り

巻頭言

教務部長が終わりました、学会が終わりました、入局者も多かったです。
第2内科学教授 尾辻 豊 

 2015年度の御挨拶を申し上げます。今年の報告は何と言っても「教務部長が終わった、日本心エコー図学会が終わった」ということが個人的には大きいです。
 教務部長は先代の中島康秀教授も苦労されましたが、学生教育のマネージメントが仕事です。最も苦労するのは留年者・除籍者(以前は退学と呼んでいました)と親御さんへの対応です。大学に完璧を期待され対応が困難となってきています。その他にもいろんな問題があり、今年は留年者も多く来年が心配です。しかし、国家試験合格は全国80 医学部中11位(九州沖縄地区では数年連続1位)で、何とか学生の足を引っ張らずに済んだかな?と思っています。学会は、後に詳しく書きますが、「心エコーと 心エコー以外(解剖・病理・生理・手術・抗癌化学療法等)をつなぐ」、「心エコーに関わる人達(内科医・技師・外科医・麻酔科医・小児科医・技術者・機器メーカーの人・日本人・外国人等)をつなぐ」ことをテーマに行いました。予想をはるかに超えて1,136名の参加者を集めることができて2年前の東 京大会以外では史上最多となりました。皆様からの支援も多く、おかげさまで赤字にはならずに済むようです(私は全くわかりません)。また、最も喜ばしいことですが、入局者が多い年となりました。3年前の仮入局(6年時)が多かった学年が帰ってきてくれた訳ですが、7名の本学卒業生と2名の他学卒業生が入局してくれました。回診で発表してもらい質疑をしますが、それぞれ才能があり今後が楽しみな人ばかりです。

 腎臓グループは医生ヶ丘の大学病院や若松病院で診療に頑張っているのは言うまでもありませんが、2014年は日本透析医学会総会で5題、日本腎臓学会総会で4題、国際尿毒症学会と国際血液透析学会、アジア太平洋腎臓学会、欧州透析移植学会、米国細胞生物学会で各1題ずつなど、多数の学会発表を行いました。中野先生と久間先生が透析専門医を取得し、久間先生はWNT10A発現線維芽細胞と急性間質性腎炎との関連についての論文をPLoS Oneに発表し医学博士となりました。昨年は腎グループへの新加入も3名あり、ますますグループに活気が出てきています。臨床におきましても、腎生検件数が88件、新規透析導入数78件、バスキュラーアクセス関連手術数113件、シャント造影・PTA数108件と、過去最多レベルの状況が続いています。また、保存期腎不全患者を対象に腎臓病教室を行っています。医師に加えて看護師、栄養士などのチームで、患者さんの腎不全リスクに立ち向かっています。不整脈グループも躍進を続けています。3名の不整脈専門医を中心として、デバイス治療は例年同様、盛んに行っています(131件)。アブレーションも全ての頻拍性不整脈について症例数も伸びて過去最多の91件となり、良い治療成績を収めています。学術面でも多くの国際多施設共同研究への参加や単独臨床研究の論文発表を行い、エビデンスの構築に寄与すると共に、デバイス患者の社会復帰への取り組みや、産業医学実務研修センターとの共同研究を通じて、大学の使命にも貢献しています。心カテクループでは、心臓カテーテル検査、カテーテル治療の年間件数も順調に伸びています。最近は特に緊急治療や下肢血管の治療件数が増加しており、総カテーテル治療数は269例と過去最高でした。治療成績もとても良好です。特にプレッシャーワイヤーや血管内イメージングガイドの治療を先進的に行っており、九州地区におけるリーダーシップの役割を担っています。本年4月には、日本心血管インターベンション治療学会研修施設として再認定されました。また研究面においても、多くの多施設共同研究に参加し、その結果は一流雑誌に報告されており、AHA、ACC、ESC等の国際学会や日本循環器学会、日本心臓病学会、日本心血管インターベンション治療学会でも多く発表を行いました。心エコーグループでは、新人技師さんが積極的にルーチンエコーを記録しており、エコー画質の標準化に大きく貢献してくれています。負荷エコー・経食道エコーも例年同様の件数をこなしており、診断の質を上げることに役だっています。研究面では2次元・3次元スペックルトラッキング法による心機能の定量化を用いて、数々の臨床論文を作成しています。大動脈弁狭窄症患者に対する3次元エコーによる多施設共同研究の患者収集がこの春で終了し、今後予後調査をおこない、世界に発信できる論文を作成する予定です。侵襲的検査・治療を行っていない若松病院循環器内科・腎臓内科ですが、産業医科大学病院と連携を取りつつ、岡ア昌博先生が立ち上げにご尽力された心大血管疾患リハビリテーション(心リハ)及び睡眠時無呼吸症候群の検査・CPAP治療を主軸に診療を行うことで、着実に診療実績を伸ばしています。特に心リハは平成26年度までに延べ6,500件の実績を有する県内有数の心リハ施設(県内42施設中17位;平成27年1月11日読売新聞「病院の実力」)に成長しております。また睡眠時無呼吸症候群の検査・CPAP治療も平成26年度までに終夜睡眠ポリグラフィー(PSG)検査202例、CPAP導入121例の実績があり、これらは若松病院独自の大きな特色となりつつあります。また腎臓内科では現在は血液透析は行っておりませんが、最近では腹膜透析導入症例の受け入れに力を入れており、徐々に症例も増えております。
 このように各グループがそれぞれ頑張っています。前述しましたように私にとって教務部長が終わり、日本心エコー図学会も終わりました。そのほか兼務で行っていた病理・臨床検査・輸血部の部長も終わりました。これにより第2内科にもっと目を向けることができると思います。しかし、昨年4月から副院長(体制整備・人材育成担当)を拝命しております。昨年は教務部長と兼任でしたので、病院の仕事に対する周囲からのプレッシャーはあまりありませんでしたが、最近はしばしば「教務部長は終わったんでしょう?もっと病院の仕事を頑張って欲しい」と良く聞きます。病院のマネージメントは私にとっても未体験の仕事であり、挑戦するだけです。30代は「心エコー全般」、40代では「僧帽弁の心エコー所見」だけ考え小さな世界へ進んでいくことに喜びを感じていたのに、50代の今は「学生教育、病院のマネージメント」が仕事となりました。私自身が行う第2 内科の仕事は徐々に減ってきていますが、幸いに第2内科には優れたスタッフが多く(黒岩先生・中島先生始め諸先輩方に感謝申し上げます)、今年も優秀な人がたくさん入ってくれました。今後も入局者が集まるよう努力を続ければ、第2内科はもっと発展することと思います。同門の皆さまからのいっそうのご支援・御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

産業医科大学第2内科学教室便り 2014年度 第8号

ご覧になるには最新のAdobe Readerが必要になります。お持ちで無い場合は、こちらよりダウンロードしてください。
の隣りに記述しております数字はファイルのおおよその容量になります。数値が大きいほどダウンロードするのにお時間がかかります。
0 目次 1,435KB
1 巻頭言 1,630KB
2 同門会ご挨拶 2,555KB
3 医局一年の歩み 集合写真 新任・昇任スタッフの自己紹介
3,364KB
4 産業医科大学若松病院からの新任挨拶 1,705KB
5 新入教室員自己紹介 1,832KB
6 新研修医便り 学外研修報告会と実技講習会 2,077KB
7 外来・病棟この一年(平成26年度) 1,861KB
8 学生教育について 1,631KB
9 研究室一年の歩み(平成26年度) 2,363KB
10 訪問研究医便り 1,628KB
11 国外からの便り 留学便り 1,776KB
12 OB会員の先生方からの便り 3,082KB
13 教室職員紹介 2,212KB
14 関連施設便り 4,182KB
15 医局関連行事(学会、研究会、病診連携会、大学院講義など) 6,428KB
16 2014年度業績集
  1 論 文 1,479KB 1.原著(英文)、2.原著(和文)、3.著書、4.総説(英文)、5.総説(和文)、6.その他の著作
  2 学 会 1,643KB 7.国際学会、8.国内学会(総会)、9.国内学会(地方会)
  3 研究会 1,619KB 10.研究会(国際)、11.研究会(全国)、12.研究会(地方会)
  4 受 賞 1,602KB 14.受賞
  5 紹 介 1,589KB 15.紹介記事、インタビュー記事、テレビ出演など
  6 研究費 1,591KB 16.研究費獲得
17 あとがき 1,611KB

>> 過去の教室便りはこちらをご覧下さい。

産業医科大学医学部第2内科学講座 更新日:2015年8月15日 文責:津田 有輝


ページのトップへ
Copyright (C) 2007 産業医科大学医学部 第2内科学. All Rights Reserved.