産業医科大学医学部 第2内科学 産業医科大学
ホーム サイトマップ
 
Main Menu
ご挨拶
患者様へ
医療機関の皆様へ
研究室紹介
現在進行中の研究
後期臨床修練医(専修医)募集
関連施設
お問合せ/各種お知らせ
医局行事紹介
業績集

産業医科大学第2内科学教室便り 2012年度 第6号

医局員・非常勤医師・大学院生募集 !

医局紹介プロモーションDVD

医生ヶ丘循環器病診連携勉強会

腎臓病教室



産業医科大学第2内科学教室便り

トップページ > 産業医科大学第2内科学教室便り

巻頭言

益々マネージメントです、若松病院透析順調です、病院建替えがいよいよ始まります。
第2内科学教授 尾辻 豊 

 2017年度の御挨拶を申し上げます。教育に関して産業医科大学卒業生の国家試験は昨年よりは良かったのですが、109人受験し101人合格(合格率92.7%)で、全国80医学部中24番目でした。全国平均(88.7%)よりは良かったのですが、目標の95%を下回る結果となりました。今回は既卒者(昨年の不合格者)の中からも不合格が出ました。これまでの産業医科大学の歴史の中で卒業生は全て国家試験に合格しています。これは輝かしい伝統です。今回の不合格者が来年全員合格することを願っています。2018年の国家試験は現行の500問3日間から400問2日間へ変わります。国家試験の変化に細心の注意を払う必要があります。医学教育の国際認証を目指してカリキュラム改革が具体化して来ました。今は全ての講義が90分ですが、50分に短縮して、実習を大きく増やそうという計画です。新たに新設された教育担当浦野元特任教授(小児科出身)を中心に動いています。昨年5月から始まりました若松病院の透析ですが、順調です。今年の3月に目標であった16名の透析を達成しました。また日本透析医学会の教育関連施設認定を受けることができ、若手先生の腎臓内科、透析の研修の環境が整いつつあります。このため若手医師に人気の施設となると予想していましたが、早速若松病院で働きたいという医師が出ています。年々院内のマネージメントが増えています。問題は山積しており、とにかく良く考えてやるべきことをやるだけです。医療安全が大変重要で、人材の育成とともに病院の根幹となる二つの最優先課題と思います。このような中で今年はいよいよ一連の病院増築・改築が始まります。南別館(放射線治療等、地下1階地上4階)新築に着工します。南別館が完成しましたら本館の耐震工事です。この耐震工事は、その次に予定されている病院新棟建築を見込んで「将来の病院建物群全体の中で本館がどのようにあるべきか?」、その構想を実現するための改築でもあります。正に未来の産業医科大学病院の創成です。英知を結集しなければなりません。

 腎臓グループは医生ヶ丘の大学病院や若松病院で診療に頑張っているのは言うまでもありませんが、2016年は日本透析医学会総会で5題、日本腎臓学会総会で2題、米国腎臓学会で2題、国際腹膜透析学会で1題など、多数の学会発表を行いました。第58回日本腎臓学会学術総会で宮本哲先生が優秀演題賞、上野啓通先生が平成28年日本腎臓学会奨学プログラムと第15回九州脳・高血圧・循環制御研究会優秀賞を、久間昭寛先生が日本心臓財団・バイエル薬品海外留学助成金を受賞されました。芹野良太先生が腎臓指導医、中野陽子先生が腎臓専門医、坂東健一郎先生が透析専門医、菅亮太先生が認定内科医を取得し、石松菜那先生は腹膜透析液の生体適合性についての論文をHistolHistopatholに発表し医学博士となりました。2017年10月には田村雅仁先生が大会長、宮本哲先生が事務局長として第23回日本腹膜透析医学会学術総会を小倉で開催することとなりました。宮本哲先生が腎センターの講師となり、栄養士室の副部長ともなりました。臨床におきましても、腎生検件数が106件、バスキュラーアクセス関連手術数119件、シャント造影・PTA数133件と、過去最多レベルの状況が続いています。

 新規透析導入数は82例あり、ここ数年過去最多の状態が続いています。10年前は年40〜50例程度でしたので、倍近くになっています。血液浄化療法件数も3697件と過去最多となりました。また、保存期腎不全患者を対象に隔月で腎臓病教室を行っていましたが、参加者が多く毎月行うようにしました。医師に加えて看護師、栄養士などのチームで、患者さんの腎不全リスクに立ち向かっています。不整脈グループも躍進を続けています。3名の不整脈専門医を中心として、デバイス治療は例年同様、盛んに行っています(165件)。アブレーションも全ての頻拍性不整脈について症例数が伸びて過去最多の127件となり、良い治療成績を収めています。学術面でも昨年度林克英先生がAVブロック症例における心室中隔ペーシングと心房細動の新規発症の関連を検討した研究で学位を取得した他、多くの国際多施設共同研究への参加や単独臨床研究の論文発表を行い、エビデンスの構築に寄与すると共に、デバイス患者の社会復帰への取り組みや、産業医学実務研修センターとの共同研究を通じて、大学の使命にも貢献しています。心カテグループも頑張っています。心血管インターベンション治療専門医1名(園田先生)に加えて、ようやく村岡先生が同治療の認定医になりました。H28年度の心臓カテーテル検査件数664件、総カテーテル治療件数が258例と昨年度より若干減少しましたが重症例がとても増えて大変でした。しかしながら治療成績は非常に良好で、質を向上させています。心臓リハビリテーションも順調に増えており、しっかりと若松病院との連携を図っています。研究面では、国際学会5題(ヨーロッパ心臓病学会に4題、米国カテーテル治療学会に1題)、日本循環器学会総会で計7演題の発表を行いました。その他、日本心臓病学会、日本心血管インターベンション治療学会等でも多く発表を行いました。また、福岡県医学会奨励賞を樫山先生、研修医部門ポスター優秀賞を角森先生(急性心筋梗塞の症例報告)が受賞し、第11回ふくおか臨床医学研究賞が村岡先生に授与されました。今年4月からは三浦先生が当グループの大学院生に加わり(計4名)、さらにグループの活気も増してきています。心エコーグループでは、ルーチンエコーに加え、負荷エコー・術中エコー・経食道エコー・3次元エコーに積極的に取り組んでいます。昨年度は経胸壁心エコー図検査7405件、経食道心エコー図検査278件、負荷心エコー図検査41件であり、診断や治療の評価として積極的に施行しております。また、学術面では、多施設共同研究への参加や臨床研究の論文発表、日本循環器学会総会やAHAなどの海外学会で発表を行うなど、精力的に取り組んでいます。JACCCVImagingやCirculationCVImagingなどに論文が掲載されました。人事面では、2月より林篤志先生が米国ロサンゼルスCedarsSaini病院塩田隆弘先生のところへ留学されています。また、約4年間心エコーグループに尽力頂いた福田祥大先生が第2内科を退職され、地元大阪に戻られました。4月より、新たに鍋嶋洋裕先生が大学院生としてグループに加わり、新たなメンバーで一丸となり診療に取り組んでいます。若松病院循環器内科・腎臓内科ですが、三階病棟の一角を人工透析室に改築し、昨年5月より外来血液透析を開始しました。10床のベッドと小規模ではありますが、侵襲的検査・治療ができないという今までの弱点を一つクリアしました。目標の16例透析も本年3月に達成しました。月・水・金の週3日で1ベッドで毎日2例の透析を行っています。また心大血管リハビリテーションと睡眠時無呼吸診療に関しても着実に数字を伸ばしています。特に心リハに関しては年間延べ2千件で推移し、開設当初から数えて1万件を超える等、県内でも有数の心リハ施設に成長しています。睡眠時無呼吸のポリソムノグラフィー検査に関しては、昨年夏からは月10件ペースで行っており、それにつれてCPAP導入症例も着実に増加しています。また若松近隣の開業医の先生方からの御紹介も増えてきました。

 2017年4月から病院長を拝命しました。仕事は多く、病院長7割・教授3割の感覚で仕事をしています。少子高齢化で税収が減り医療を取りまく環境が悪化する中ですが、病院建替え(南別館は2017年増築開始、2019年オープン;本館耐震改築は2019年開始2020年に完成;新棟は2023年オープン)がいよいよ始まります。これは1978年開学・1979年開院以来の大事業であり、正に新しい産業医科大学病院の創成と言えます。やるべきことは山積していますが、やれることを一つずつして行くつもりです。健康が一番ですので、なるべく大学の外の仕事は減らし、ストレス発散が重要ですので、卓球と吟醸酒は減らさないようにしています。今後もベストを尽くす所存ですので、同門の皆さまからのいっそうの御支援・御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。


産業医科大学第2内科学教室便り 2016年度 第10号

ご覧になるには最新のAdobe Readerが必要になります。お持ちで無い場合は、こちらよりダウンロードしてください。
の隣りに記述しております数字はファイルのおおよその容量になります。数値が大きいほどダウンロードするのにお時間がかかります。
0 目次 1,408KB
1 巻頭言 1,893KB
2 同門会ご挨拶 4,000KB
3 医局一年の歩み 集合写真 新任・昇任スタッフの自己紹介
4,627KB
4 産業医科大学若松病院からの新任挨拶 2,041KB
5 新入教室員自己紹介 991KB
6 新研修医便り 学外研修報告会と実技講習会 2,287KB
7 外来・病棟この一年(平成27年度) 1,978KB
8 学生教育について 1,978KB
9 研究室一年の歩み(平成27年度) 8,020KB
10 訪問研究医便り 2,072KB
11 OB会員の先生方からの便り 8,483KB
12 教室職員紹介 1,188KB
13 関連施設便り 21,548KB
14 医局関連行事(学会、研究会、病診連携会、大学院講義など) 18,060KB
15 2016年度業績集
  1 論 文 10,249KB 1.原著(英文)、2.原著(和文)、3.著書、4.総説(英文)、5.総説(和文)、6.その他の著作
  2 学 会 14,103KB 7.国際学会、8.国内学会(総会)、9.国内学会(地方会)
  3 研究会 8,093KB 10.研究会(国際)、11.研究会(全国)、12.研究会(地方会)
  4 受 賞 1,051KB 14.受賞
  5 紹 介 1,085KB 15.紹介記事、インタビュー記事、テレビ出演など
  6 研究費 4,048KB 16.研究費獲得
16 あとがき 942KB

>> 過去の教室便りはこちらをご覧下さい。

産業医科大学医学部第2内科学講座 更新日:2018年10月26日 文責:穴井 玲央


ページのトップへ
Copyright (C) 2007 産業医科大学医学部 第2内科学. All Rights Reserved.