(1)病院紹介
当院は、1930年に八幡市立診療所として開設されたのが始まりの歴史ある病院です。1963年に現在の北九州市立八幡病院として生まれ変わり、1978年に九州で2番目の救命救急センターを併設、2003年には日本初の小児救急センターを開設するなど、北九州地区の総合救急医療提供の柱となっています。現在、病床数は307床で3次救急病院として、小児科、内科・循環器科、外科、脳外科が24時間体制で救急車対応しています。救急車搬入件数は年間3500件を超え、ドクターカーも年間300件近く出動しています。
今年度までは、紙カルテ、オーダリングも紙で動いていましたが、2014年5月からは全て電子媒体となります。また、現在の建物は1978年に建築されたものであり、近年中に新病院ができることが決まっています。
(2)診療科紹介
内科・循環器内科、精神科、小児科、外科、呼吸器外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、救急科、麻酔科、歯科
●内科(スタッフ7名、非常勤含む)、うち呼吸器科4名(非常勤含む)
●循環器内科(スタッフ7名)
※平成26年4月以降、内科スタッフ1名、循環器科スタッフ1名増員予定。
(3)呼吸器科で可能な主要な検査
気管支鏡にて、細胞診、組織診、培養検査、気管支肺胞洗浄などを行い、各種疾患の診断を行なっています。また胸水貯留に対し、胸腔穿刺や胸腔ドレーン挿入を行い、胸膜炎の診断及び治療を行っています。
気管支鏡検査:30例(平成25年4月1日〜平成26年2月13日)
(4)施設認定
日本内科学会教育関連病院
日本呼吸器学会認定施設
その他、日本糖尿病学会認定教育施設、日本消化器学会認定施設、日本消化器内視鏡指導施設、循環器専門医研修施設、救急科専門医認定施設、福岡災害派遣医療チーム指導医療施設など多数。
文責:呼吸器内科学
更新日:2015年3月26日