医局員コラム

■ 海外留学のすすめ 〜N先生からの手紙〜(山口県済生会下関総合病院 呼吸器内科 小畑秀登先生) 


現在のところ、海外の病院・大学の研究施設に留学を考えている先生方、迷っている先生方、全く考えていない先生方がおられると思います。我々の世界では学位の仕事が終えて、英文総説の研究論文が仕上がって以降数年が一番適している時期でしょうか。

私自身に関しては、学位(Am Rev Respir Dis1992;146:1553-1558)が終わって留学の適した時期にひどい逆風が吹き荒んでおりました。学生時代からメンターのような関係が続いていた当院の呼吸器科科長をされていたN先生に、学位論文の別刷りとその報告を書いた手紙に留学などはどうでもよいといった自暴自棄な心境を綴った手紙を送りました。私の手紙を読んだN先生は即座に返事を書いて返されてきました。それを読むと情動がゆさぶられ涙が出て止まりませんでした。この手紙を読んで改心して留学を決意しました。それから、紆余曲折がありましたが、1997年4月からカナダ国バンクーバー総合病院に留学できました。

この手紙は私の一生の宝物ですが、これからの皆様にきっとお役に立つと思いブレイクしてみました。


ブリティシュコロンビア大学バンクバー総合病院呼吸器科Chan-Yeung教授と







文責:呼吸器内科
更新日:2010年11月16日