医局員コラム

【終の信託】公開:小田桂士
                  

 

 

 

20121027日に周防正行監督の「終の信託」がついに封切となりました。皆様はもう映画館でご覧になったでしょうか?呼吸器内科医が主人公の医療訴訟をテーマにした映画です。実はこの作品、撮影は北九州市にある九州労災病院の旧病院跡地で行われ、産業医科大学呼吸器内科も医療指導で協力させていただきました。迎教授を筆頭に当科スタッフが毎日現場に立ち会いました。医療指導の多くは診察方法からはじまり、救急蘇生や喘息患者さんの治療についてなど多岐にわたりました。また、より臨場感にあふれた現場にこだわりをもった周防監督から「実際の医療現場に近づけたい」との要望もあり、医療現場での台詞を一緒に考えたり、医師の立ち振る舞いを実演した医局員もいたようです。実際の映画の中では、私たち医療者がみても医療現場が非常にリアルに描写されているように思います。

 写真は北九州での撮影が終了し、打ち上げに招待されたときの写真です。撮影が徹夜にまでなったともあって、映画スタッフの方に撮影スケジュールの壮絶さについてお話を伺ったり、芸能情報を聞いたりと非日常の生活を楽しむことができました。

 封切されて以来、情報番組などで特集が組まれるなど好評のようです。尊厳死という非常に難しいテーマの考えさせられる映画ですが、俳優さんの白熱した演技、美術、音楽、そして医療現場のリアルさも含めて、多くの方々に映画を観ていただければ幸いです。

 


迎寛教授(写真左)と周防監督(写真右)





迎寛教授と当科の医局員と映画のスタッフの方々(撮影後の親睦会にて)


 

 

           





文責:呼吸器内科
更新日:2012年11月1日