医局員コラム

准教授就任の御挨拶:矢寺和博
                  
                                

 平成24年11月1日付で、呼吸器内科学 准教授の任を拝命致しました。その重責をひしししと感じており、与えられた職務を全うできるように日々考えて行動していきたいと存じます。また、教育・研究機関である大学医学部の呼吸器内科学として、北九州近郊の唯一の大学病院の呼吸器内科として、理想的な環境を早く達成できるようにと、より一層心がけていきたいと存じます。

 教育面では、平成244月から、念願であった2週間の呼吸器内科の臨床実習期間が実現されました。医学部学生に対しては、これまで以上に呼吸器内科の魅力や重要性が伝わる実習や講義内容とすべく、より創意工夫を凝らしていきたいと考えております。また、北九州近郊や山口県を含めた地域で呼吸器内科医を目指す若い医師の育成も最重要課題であり、そのための環境づくりや、大学の呼吸器内科として他施設との密な連携を構築していくことにより、一人でも多く呼吸器内科に興味を持って頂けるような環境整備を行っていきたいと考えております。昨年度からは市内の病院から後期研修医が呼吸器内科での研修をしてくれましたが、来年には初期臨床研修医の呼吸器内科での研修を実現することが出来そうです。今後もさらに、他地域からも北九州近郊や山口地区で呼吸器内科をしたいという医師にとって、当科がその中核として機能できるようなネットワーク環境について整備を進めていきたいと考えております。

 研究面では、北九州地区から臨床研究や基礎研究を通じた新しい知見やエビデンスを発信することが非常に重要であると考えております。現在、多くの臨床研究について大学のスタッフや4名の大学院生、専修医が協力して臨床研究および基礎研究を行っております。本学微生物学、呼吸病態学、薬理学、病理学、第2外科学や他大学、企業などと共同研究を進めており、実りある発展をさせていきたいと考えております。

 臨床面では、平成245月から呼吸器内科の主病棟である2W病棟がようやく稼働し始めました。肺癌や肺炎、COPDの患者数は増加の一途を辿っており、医療連携などを通じて、医療機関の枠を超えた地域の呼吸器内科医療の中核としての機能が果たせるようにと考えております。

 浅学の身ではございますが教育、研究、診療に一層精励いたす所存でございますので、今後とも何卒倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

           





文責:呼吸器内科
更新日:2012年11月6日