医局員コラム

近況報告:内村 圭吾
                 

修練医4年目の内村圭吾です。私は春日部市立病院という埼玉の市中病院にて研修後、20124月〜大学で過ごさせていただきました。同門会での自己紹介の通り、研修医時代にさせていただいた気管支鏡検査が楽しくて、呼吸器内科に入ろうと考えた次第であります。何よりも枝の数が多くて、病変が直視下で見えないところに専門性が高いと感じたからでした。

私のいた研修病院は部長(木曽原先生)と研修医しか呼吸器にはいなくて、気管支鏡はほとんどやらせていただきました。150-200/年をこなしている病院で、時々厳しかったですが、今でも手取り足とり教えていただけたことに感謝しています。



4
月から大学に戻ってくるときに何より心配していたのが、気管支鏡の件数でした。僕のブロンコ師匠である春日部の部長からは技術を保つだけで50/年、上手くなるには100-150/年が必要だと教わっていたからです。きっと大学だと若いDrがいっぱいいるからやらせてもらえないのだろうな〜と考えていました。でも大学に来て、件数をやらせていただけるどころか、ブロンコカンファもしっかりあり、ただ穴をのぞいて、こすって、洗ってくるだけでないことを学ぶことができて良かったと思います。やはり同じ画像を見ても、呼吸器内科医の人数分だけといっても過言ではないほど、アプローチが違うと思うのです。積極的にアプローチする先生もいれば、そうでない先生もいて、性格が出るのはもちろんですが、皆さん患者さんのために「何を分かる」ためにするのかを考えるのが大切だと教えていただきました。

また、大学には今まで触ったことがなかったEBUS-TBNAEBUS-GS、局所麻酔下胸腔鏡があり、術者として経験することができました。特に石本先生、赤田先生には気管支鏡全般のことに関してはもちろんのこと、EBUSについて一から指導していただき、感謝しております。

大学では気管支鏡検査自体の件数も多く、内視鏡室で行うものだけで平均45/月程度あります。ICUや病棟で行うものを含めるとおそらく50/月程度でしょう。ざっとですが、僕自身が経験したものとしても4月〜1月までで術者として130 (EBUS 30)程度だと思います。当初の目標を達成できそうです。

患者さんにより非侵襲的に確実に診断がつけられるように今後も技術を磨いて、立派なブロンコマスターになれたらと思います。(あ、その前に、呼吸器内科全般の知識をつけないと・・・ですね。)


                                






 



 

 

 

           





文責:呼吸器内科
更新日:2013年5月14日