2014年5月16-21日の日程でアメリカのサンディエゴで開催されたAmerican Thoracic Society 2014 International Conferenceに迎教授、石本先生、小田の3人で参加しました。
サンディエゴまでの移動は成田からの直行便のおかげで、乗り継ぎもなく、また、サンディエゴ国際空港も市街から10分程度と近かったため、あっという間の到着でした。
到着初日は、会場まで道を確認するのを兼ねて、サンディエゴの街を散策しました。
(写真左:サンディエゴの街、写真右:学会会場の外観)
気温は同時期の日本とほぼ同じか、少し暖かいくらいで過ごしやすく、サンディエゴの街は、首からネームプレートをぶら下げた外国人が多く見受けられ、ATSの開催で活気に溢れていました。学会会場に到着後にさっそくregistrationを済ませ、夕食は近場のブラジリアンステーキの食べ放題にチャレンジしましたが、長旅の疲れもあってか、現地の人よりも食べることができず、なんとなく損したような気分になりました。
(写真左:ポスター会場、写真右:石本先生のポスターの前で)
翌日は、石本先生が「The Clinical And Radiological Features Of Acute Lung Injury In
Surgically Treated Patients With Lung Cancer Complicating Interstitial
Pneumonia; Possible Link To Combined Pulmonary Fibrosis And Emphysema」を発表されました。
(写真:石本先生と迎教授)
午後は少し時間が空いたため、サンディエゴ近郊にあるシーワールドに行きました。出発前に、迎教授や石本先生から、シャチのショーのすごさは聞いていましたが、実際、生で見てみると・・・やはり、感動ものでした!それ以外にも、アザラシ?やイルカのショーなどもみることができました。
(写真:シャチ、アザラシ、イルカのショー、水族館内で)
最終日は、私が「High-resolution CT scoring system-based grading scale predicts the
clinical outcomes in patients with idiopathic pulmonary fibrosis」を発表し、城戸先生が「Assesment Of Mineral Particles And Fibers In Balf In Patients With
Interstitial Diseases Using Electron Microscopy」を発表されました。
(写真上:発表の様子、写真下:Viewing Time中での様子)
私はてっきり通常のposter sessionと思って準備していたのですが、当日になって、poster discussion sessionということを知り、あわてて原稿を作成しないといけなかったため、とても焦りましたが、迎教授、石本先生、城戸先生のサポートのもと、無事に終わりました。
今年のATSでは間質性肺炎の分野で、Pirfenidone、BIBF、NACにおける臨床研究の結果が発表された重要な学会となりました。ますます、この分野が発展し、患者さんにより良い医療が提供できるようになれればと思います。
最後になりましたが、今年も発表の機会を与えてくださった迎教授、研究指導をしてくださった石本先生、発表の際に後ろで待機してくださった城戸先生、ATSで不在中にバックアップをしてくれた医局員の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
(写真:夕食のレストランで)
文責:呼吸器内科学
更新日:2014年6月9日