ご挨拶


呼吸器内科学 教授 迎 寛

 2014年度にあたって

 

2014年となりました。今年はじめには冬季オリンピックというビッグイベントがありますが、当科も私が赴任して5年ということもあり、いよいよ医局をホップの状態からステップの状態へ一段階飛翔させたいと思っています。皆様のいっそうのご協力をお願い申し上げます。恒例ですので、今回も2013年度で起こった教室での出来事を紹介させて頂きます。

 今年は昨年のように学会主催や映画の作成協力などの大きなイベントはなく、昨年に比べて静かな、しかし確実に前進した1年でした。医局体制に関しては准教授の矢寺和博先生に医局長へ復帰してもらい、大変だったと思いますが体制の強化をお願いしました。また、山崎 啓先生に副医局長になって頂き、来年度からの医局長として、医局運営の勉強をしてもらっています。入局に関しては、今年度は4人の新医局員を迎えることができ、また来年度には他大学からの3人も含めて新しく5人が入局することになりました。ここ2年ほど、産業医科大学以外からの入局が増えてきていることは非常に好ましい傾向でありますが、逆に本学からの仮入局者の入局辞退が増えていることが問題となっています(個々人でいろいろ事情がきちんとありますが)。また、今年の卒業生は第一回入局説明会に33名も参加があり(診療科の中で一番多かったようです)、最終的には7人が当科を入局先として選んでくれました。当科を希望される学生が毎年増えていることは嬉しいことです。初期臨床研修の2年間に如何に入局者に対してコンタクトを続けて行くかが次の重要な課題となっています。

 診療に関しては、昨年度の病棟医長だった長田周也先生が産業医として大学を離れ、昨年医局長だった川波敏則先生に病棟医長を頼みました。川波先生は夜遅くまで、また休日も返上して病棟管理を頑張ってくれており、とても感謝しています。病床数は昨年度から18から25と増加していますが、それでも追いつかず、大学病院の救急体制の強化に伴う急患の入院増加もあり、常時40人程度の入院を抱えるようになっています。特に修練医や研修医の先生は西2階病棟だけではなく、多くの病棟に散在している患者さんのために院内を走り回っている状態です。外来も昨年と比べて14%程患者数が増加していますが、主に外来医長の西田千夏先生や川波由紀子先生に活躍してもらっています。

 研究では「気管支肺胞洗浄液中のMALT1遺伝子転座検出の肺MALTリンパ腫診断における有用性」で城戸貴志先生が第5回福岡県医学会総会でポスター優秀賞を受賞。また山崎 啓先生も「細菌叢解析を用いた市中肺炎の起因菌調査」で71回日本呼吸器学会・日本結核病学会九州支部秋季学術講演会の学術奨励賞を受賞しました。科学研究費などの外部資金も教員等が次々と獲得しています。今年度で山崎 啓先生が大学院を無事卒業されますが、来年度も生越貴明先生、花香哲也先生、内藤圭祐先生の3人が大学院へ進学します。益々当科の研究体制が充実していくものと期待しています。

 教育に関しては、昨年からの2週間のポリクリもようやく安定してきており、学生からの評判も良好です。今年の5年生対象の第1回医局説明会にも昨年以上の37名の学生が参加してくれて、大変好評でした。今年も学生教育には学外から北九州市立門司病院の廣瀬宣之先生、霧ヶ丘つだ病院の津田 徹先生、飯塚病院の海老規之先生にご尽力を頂きました。この書面にてお礼を述べさせて頂きます。ありがとうございました。

最後になりますが、産業医科大学呼吸器内科同門会会長の山ア 裕先生を中心に同門会の先生方には「呼吸器内科教室育英会」へのご協力など1年間を通して医局へ貢献頂き、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。昨年もあっと言う間の1年でしたが、今後も医局の発展に努力していく所存です。

 





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文責:呼吸器内科学
更新日:2014年2月10日