ご挨拶


呼吸器内科学 教授 迎 寛

 2015年度にあたって

 

 私が2009年に赴任してから, 早いものでもうすぐ6年目を迎えようとしています。今回はこの間の医局の様々なデータを示しながら医局の変化と今年の出来事を紹介させて頂きます。

 まず, 医局に関してですが, 昨年の4月から山ア 啓先生に医局長になって頂きました。図1に示すように当科の入局者も平均5名程度が続いており, また, 仮入局者は毎年増加傾向にあります。昨年度は5人の新医局員を迎えることができ, また今年度には2人が入局することになりました。元々は6人の仮入局者がいたのですが, 他科に入局するために当科への入局辞退が4人ありました。最近, この様な現象が多くなっており, 何らかの対策が必要だと考えています。また, 昨年の卒業生は最終的には9人が当科を入局先として選んでくれました。当科を希望される学生が毎年増えていることは嬉しいことです。今年の6年生の仮入局は今からの勝負ですが, ぜひ頑張って勧誘したいと考えています。

 診療に関しては, まず病棟では昨年度は渡橋 剛先生が病棟医長を務めてくれましたが, 4月から北九州総合病院に転勤されましたので, 今年4月からは石本裕士先生に代わっています。病床数は25ですが, 平均30後半の一日入院患者数であり, 2に示す様に外来, 入院ともに私が赴任した頃と比べると倍近くの実績があり, 病棟で活躍されている専修医等の先生方をはじめ, 外来でずっと頑張ってくれている外来医長の西田千夏先生に感謝しております。

 研究では 山ア 啓先生が「細菌叢解析を用いた市中肺炎の起因菌調査」で71回日本呼吸器学会九州支部・日本結核病学会九州支部秋季学術講演会の学術奨励賞と, 84回日本感染症学会西日本地方会総会で感染症優秀論文賞を受賞。生越貴明先生も「NO合成酵素完全欠損マウスを用いた低酸素性肺高血圧症におけるNOの役割の検討」で第55回日本呼吸器学会学術講演会 学術部会優秀賞を受賞。野口真吾先生も第14回肺分子病態研究会で「細菌叢解析法を用いたHealthcare-associated pneumonia (HCAP)の原因菌の検討」で奨励賞を受賞しました。また, 科学研究費などの外部資金も教員等が次々と獲得しており, 当科からの論文数も上昇傾向にあります(図3, 4)。今年3月で野口真吾先生が無事大学院を卒業されましたが, 小田桂士先生も現在学位審査中です。現在, 赤田憲太朗先生, 生越貴明先生, 花香哲也先生, 内藤圭祐先生の4人が大学院で頑張ってくれています。

 教育に関しても, 当科のポリクリは学生からの評判も良好で, 6年生時のクリクラ希望は例年人気トップクラスであり, 今年も診療科別最高の7人が当科のクリクラに参加します。また, 今年も学生教育には学外から北九州市立門司病院の廣瀬宣之先生, 霧ヶ丘つだ病院の津田 徹先生, 飯塚病院の海老規之先生にご尽力を頂きました。この書面にてお礼を述べさせて頂きます。ありがとうございました。
 最後になりますが
, 産医科大学呼吸器内科同門会会長の山ア 裕先生を中心に同門会の先生方には「呼吸器内科教室育英会」へのご協力など1年間を通して医局へ貢献頂き, ありがとうございました。心より感謝申し上げます。



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文責:呼吸器内科学
更新日:2015年5月14日