ご挨拶


呼吸器内科学 教授 迎 寛

 2011年度を迎えてのご挨拶

 私は2009年7月1日より産業医科大学に赴任しましたが、時間はあっと言う間に過ぎていくもので、早くも1年半が過ぎました。はじめの半年間の出来事は前回紹介させていただきましたので、この1年で起こった教室での出来事を紹介させて頂きます。

 昨年は4月に当科の名称が呼吸器病学から呼吸器内科学に変わるとともに、正式に医学部の1講座となりました。大学から教員2名を増員して頂き、教室が人的に充実することができました。また同門の永田忍彦先生が福岡大学筑紫病院内科学第二の教授に就任されたことは、当教室にとってすばらしいニュースでありました。加えて、昨年4月には5人の新入医局員を迎えることができましたが、優秀で、やる気に満ちた人材ばかりであり、今後の呼吸器内科学教室に貢献してもらえるものと期待しています。また、昨年に続き、今回も6人の新入医局員を迎えることができました。これはひとえに教室運営に協力して頂いている医局員の頑張りと同門の先生方の支えがあってのことです。教室にとって人材の確保は最も重要であり、今後も若い力を集めていく努力を続けていきたいと思っておりますし、当科の研修を希望する若い医師が全国各地から来て頂ける様な体制を確立したいと思っています。

 昨年からリニューアルした当科のホームページも、ブログを中心として主に若い医局員により絶えず更新がなされ、様々な方にお褒めの言葉を頂いております。まだ見ておられない同門の先生がおられましたら、一度覗いて頂ければと思っております→ブログはこちら

 大学の医局は、診療、研究、教育と三つの大きな使命がありますが、当科ではまだまだどれも十分とは言えない状態です。診療に関しては関連病院や開業医の先生からの紹介が増加し、おかげで昨年は前年と比較して入院患者数もかなり増加し、全診療実績もかなり向上させることができましたが、まだまだ他の診療科とは差がみられ、なお一層頑張る必要があると思っています。また、研究活動もまだまだですが、昨年は山ア 啓先生が大学院に入学し、今回も野口真吾先生、小田桂士先生が大学院に入学し、今後研究も盛んになっていくものと確信しております。助教の川波敏則先生が行った胸膜炎の細菌叢解析に関する研究でCHESTという一流雑誌に論文が掲載され、今年福岡県医学会ポスター優秀賞を受賞、また学位を取得いたしました。また、「北九州から世界へエビデンスを発信すること」を目指して、様々な臨床研究をスタートさせておりますが、関連病院の先生方には早速協力して頂くことができ、どれも着実に前進しています。教育に関しても昨年4月から朝の勉強会「morning meeting」を開始し、医局員が交代で発表を行うようになり1年が経ちました。この様に少しずつ医局活動が活発になっています。尚、これまでの「morning meeting」については、前述の当科ホームページにその内容を掲載、随時更新しておりますので、是非、ご覧になっていただければと思います。→過去のmorning meetingはこちら

 昨年10月からは、私の長崎大学での後輩である石本裕士先生に当科へ着任してもらいました。とても診療に熱心で、研究もしっかりこなすことができる先生であり、当科においても活躍してもらえると確信しています。ぜひ皆様、石本裕士先生へのサポートもお願い致します。

 昨年12月には吉井千春先生が当科の准教授に就任されました。当科にとっては大学から初めて准教授の席を頂くことができた大きな出来事でした。吉井先生は今年4月から産業医科大学若松病院の診療教授として、呼吸器内科の診療科長になって頂きます。吉井先生を中心として渡橋 剛先生、生越貴明先生、原 可奈子先生で力を合わせてぜひ若松病院を盛り上げて頂きたいと思います。

あっと言う間の1年半でしたが、今後も医局の進歩を加速させて、早く他の診療科に追いつくよう、努力していく所存です。当科に対する同門会の先生方のご支援やご協力、今後ともよろしくお願い致します。



2010年度ERSにて

過去のご挨拶はこちら→  





文責:呼吸器内科学
更新日:2011年4月1日