体組成測定室
この装置では、人体の脂肪量を測定する事が出来る。体構成成分の内、脂肪細胞(組織)には自由に動きまわれる電解質(ナトリウム・カリウム等)がほとんど存在しない。一方その他の組織(筋肉、内臓組織等)の細胞内には自由に動く電解質で満ちている。従って一定の磁場の中に生体を入れることにより細胞内のこの電解質の量に比例した電磁場の変化を発生する。この装置では、この変化量を鋭敏に関知する事により体の脂肪以外の量(除脂肪体重)を測定する。従って脂肪量は、体重からこの除脂肪体重を差し引いた量として計算される。
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[文責:人工気象室 門司 更新日:平成14年10月10日]