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教育・研修

産業医学基本講座

産業生態科学研究所では医学部医学科を卒業した者又は修士課程を卒業した者等同等以上の学力を有すると本学が認める者を対象とし、産業医として保持すべき基本的知識の付与することを目的とした研修を行っています。2009年の労働安全衛生規則の改正により、本講座は産業医の要件を満たす研修となりました。当教室は産業医制度と関係法令を中心とする講義を行っています。

専門産業医コース T

産業生態科学研究所では将来にわたり産業医学を専門にすることをめざす産業医科大学医学部の卒業生を対象とし、産業保健の各専門領域において指導的な役割を担える産業医の養成を主な目的とした研修を行っています。当教室では平成29年4月現在で14名の修練医が所属しています。

卒後1年次と2年次は、全国の臨床研修指定病院において初期臨床研修を行い、卒後3年次は、企業において指導的な産業医の下で専属の産業医としての研修を行います。

卒後4年次と5年次では、学術的研究を通して専門性を高めると同時に、産業医学の各専門領域の知識や技術の修得、非専属の産業医としての実務の研修、海外提携機関との交流を行います。

産業保健研修コース写真

社会保険労務士を講師に迎えて毎月行っている労働基準法セミナー

大学院医学研究科の教育

当教室は、大学院の産業医学分野の担当研究室として、大学院生の教育や研究の指導を行っています。当教室では平成29年4月現在までにブラジル、ベトナムからの留学生や産業医等の社会人大学院生を含め、9名の受入れを行ってきました。

大学院講義風景写真

大学院講義風景

医学部の教育

産業医科大学医学部は、1年次から6年次まで一貫して産業医学のカリキュラムによる教育を行っており、当教室も講座(産業医学概論)を担当しています。また、医学部3年次での基礎研究室配属では、将来の研究者としての知識と技術を養成するために、3か月間、実際の研究に参加させ、その企画、実施、結果の検討、口演発表等を行ってもらいます。

大学院講義風景写真

研究室にて学生とのディスカッション風景

産業保健学部の教育

産業医科大学産業保健学部は、看護学科と環境マネジメント学科のそれぞれが1年次から4年次まで一貫して産業保健のカリキュラムによる教育を行っており、当教室も講座(労働衛生関連法規)を担当しています。