原子吸光分光光度計（Z-8200,Z-9000 日立）

　試料を高温で原子化し、生じた基底状態の原子が、その原子に特有な波長の光を吸収する現象を利用して、試料の元素濃度を測定することができます。

構成

1.Z-8200（日立）

仕　様

原子化法　　　　　　グラファイトアトマイザー（フレームレス）

　　　　　　　　　　　　可燃性ガスバーナー（フレーム）

波長範囲　　　　　　190〜900nm

測光方式　　　　　　ゼーマン効果による偏光ダブルビーム測光法

検出限界　　　　　　SN比2に相当するピークを出す濃度

　　　　　　　　　　　　Cu　0.005ppm（フレーム）

　　　　　　　　　　　　Cu　0.15ppb（20μl）　（G.A）

付属装置　　　　　　オートサンプラー

　　　　　　　　　　　　EDLシステム（砒素、セレン高感度分析が可能）

　　　　　　　　　　　　　　　８元素連続分析

原子吸光分光光度計Z-8200



2.Z-9000（日立）

仕　様

原子化法　　　　　　グラファイトアトマイザー（フレームレス）

波長範囲　　　　　　190〜890nm

測光方式　　　　　　４波長同時ダブルビーム測光法

検出限界　　　　　　SN比2に相当するピークを出す濃度

　　　　　　　　　　　　Cu　0.3ppb（20μl）

付属装置　　　　　　オートサンプラー

　　　　　　　　　　ホローカソードランプ

　　　　　　　　　　　　Ag　Al　As　Au　Ba　Be　Bi　Ca　Cd　Co　

　　　　　　　　　　　　Cr　Cu　Fe　Ga　Ge　Hg　K　 La　Li　Mg

　　　　　　　　　　　　Mn　Mo　Na　Ni　Pb　Pd　Pt　Sb　Se　Sn　

　　　　　　　　　　　　Si　Sr　Ti　V　 W　 Zn

原子吸光分光光度計Z-9000


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[文責：中島　　　更新日：2001.10.01]