分析機器室
Instrumental Analysis Lab.


分析機器室概要

 分析機器室は、本学共同利用研究施設の設立基本方針に基づき研究者の便益を計ることを目的として大学1号館に設置され、高性能の分析機器、DNA関連機器等の機器管理・利用・測定サポートを行っています。
 最近の科学技術の発達、新たな分離・検出技術の開発と応用、コンピューター技術の急速な進展とともに、高機能、高性能化が進み微量成分の分離・分析が、精度良く、迅速に行えるようになってきました。このような大型機器による測定や維持管理には高度な専門的知識と技術の習得が求められ、分析機器室担当者の技術レベルの向上を目指すとともに、講習会等により機器の取扱方法、応用技術の普及を図っています。
 今後、研究機器の高機能化及び高性能化に対応できるよう、分析機器の自動化、機能の拡充・設置環境の改善、高度な技術提供、さらには技術革新に伴う新規大型機器の整備などを図り、多種多彩にわたる研究者の要望にこたえ得る分析機器室を目指していきたいと考えています。


分析機器室運営委員

(2001年4月現在)
委 員 長 川本 俊弘 医学部・衛生学
 委 員 
(五十音順)
嵐谷 奎一 保健学部・第2環境管理学
葛西 宏 産生研・職業性腫瘍学
唐崎 祐治 保健学部・第1生体情報学
古賀 洋介 医学部・生体物質化学
杉浦 勉 医学部・免疫学
谷口 初美 医学部・微生物学
西村 義久 保健学部・第2生体情報学
柳原 延章 医学部・薬理学
松野 康二 共同利用研究センター


設置機器

・高周波誘導結合プラズマ質量分析システム
・高分解能LC/MSシステム
 (JMS-SX102A型 日本電子)
・気相プロテイン・シーケンサー(477A ABI)
・遺伝子情報自動分析システム
・ペプチド合成システム(431A ABI)
・中毒物質ネットワークシステム
バイオスペシフィックシステム
・セルソーター(エリート/エクセル コールター)
・X線回折計(MXP3A マックサイエンス)
・イオンクロマトグラフ(DX-AQ ダイオネクス)
・ガスクロマトグラフ/質量分析装置
 (DX303 日本電子)
ガスクロマトグラフ/質量分析装置
 (GC-MATE 日本電子) 
・原子吸光分光光度計(Z-8200,Z-9000 日立)
・クロマトスキャニングデンシトメーター
 (CS-9300PC 島津)
・その他設置機器


分析機器室利用の手引き

・利用資格
 分析機器室を利用することができる者は、次の通りです。
  1. 職員
  2. 訪問研究員
  3. 研究生
  4. 運営委員長が特に許可した者
・申し込みと利用
  1. 管理室備え付けの利用申込書に必要事項を記入の上、事前に管理室まで提出して機器の予約を行って下さい。又、予約を行ったのち利用を取り消す場合は、早めに管理室まで連絡して下さい。
  2. 利用に際しては利用が認められない場合もありますのでご留意下さい。
    一部の機器についてはバイオハザード防止の観点から登録制となっており、研究計画書の届出が必要です。(半期毎更新の必要有り)
  3. 利用者は機器使用後、使用簿に必要事項を記入して下さい。
  4. 利用者は機器の故障または異常を感じたら直ちに管理室まで連絡して下さい。
  5. 機器の操作等不明な点は管理室にお尋ね下さい。
  6. 利用経費は、受益者負担となっており各研究講座の研究費から3ケ月ごとに自動的に徴収されます。
  7. 分析に要する器材、消耗品は一部受益者負担となっていますので利用経費および消耗品価格については管理室まで連絡下さい。
・質問事項については下記迄ご連絡下さい

   共同利用研究センター分析機器室                                              内線 2595    
                                                     TEL 093-691-7412
                                                     FAX 093-691-6452

[文責:中島   更新日:2001.10.01]