極めて微量のタンパク質、ペプチドのN-末端から順次アミノ酸残基の配列を決定することができます。ペプチド、タンパク質のN末端アミノ基にエドマン試薬(PITC)をカップリングさせ、そのPITCアミノ酸を強酸(TFA)で切断します。得られるATZアミノ酸をPTHアミノ酸に変換して、液体クロマトグラフィーによりアミノ酸を同定します。以上の操作を連続的に行うことによりペプチド、タンパク質のアミノ酸構造を求めることが出来ます。
気相プロティン・シーケンサ477A
[文責:中島 更新日:2001.10.01]