バイオスペシフィック分析システム
構成
- 1.FPLCシステム(全自動FPLC ファルマシア)
- タンパク質や他の生体高分子を低圧液体クロマトグラフ法にて、迅速かつ高純度に分離精製が行えます。
- 検出器 UVモニター(254nm,280nm固定)
電気伝導度モニター
サンプル容量 20μl〜50ml
バッファー pH2〜13
FPLCシステム
2.BIAcoreシステム(BR-1000 ファルマシア)
- タンパク質−タンパク質、酵素−基質、タンパク質−受容体などの生理活性因子の特性及び分子間の相互作用をバイオセンサーを利用してリアルタイムに測定、定量が行えます。
- センサーチップ ガラス板金薄膜コーティング
- フローセル 4チャンネル
- 流 量 1〜100μl/min
- 試料室 1〜50μl
BIAcoreシステムBR-1000
3.DELFIAシステム(TR-FIAファルマシア)
- 標識物質としてEu(ユーロピウム)を用いた蛍光分析を行い、時間分解測定をすることにより、酵素標識法に比べ、高感度に抗原−抗体反応、細胞障害性試験、DNA固相化プレートによるハイブリダイゼーション測定などが行えます。
- 測定原理 時間分解蛍光測定法
- 測定時間 約1秒/サンプル
- 光学系 光源:キセノンランプ
- 励起波長:340nm 測定波長:615nm
- 測定感度 10^-17モル
- 測定範囲 10^5モル以上
- 付属機器 振とう機(マイクロタイタープレート)
- オート洗浄機(マニホールド12穴用)
- オート分注器
[文責:中島 更新日:2001.10.01]