患者の皆様へ

術後胆管炎・ステント留置後胆管炎

術後胆管炎・ステント留置後胆管炎に関する研究のお知らせ

本研究は、倫理委員会の審査を受け承認された後に、関連の研究倫理指針に従って実施されるものです。

a.研究の意義、目的、方法

胆管消化管吻合・胆道ステントを伴う胆管炎の臨床的特徴に関する多施設共同後方視研究―胆道炎診療ガイドライン(Tokyo Guideline)改訂に向けた先行研究

研究期間

2022年4月27日 〜2026年12月31日

研究目的

術後胆管炎、ステント留置後胆管炎の起き方は今でもわかっていません。今回全国の機関からデータを持ち寄って、それらの症状、血液検査、細菌検査、そして画像所見の特徴をあきらかにすることを目的としています。

研究意義

術後胆管炎、ステント留置後胆管炎の特徴があきらかになれば、現在使われている胆管炎の診断基準をさらに新しく改訂することができ、胆管炎診断能が向上し、そして治療成績も向上します。

対象・研究方法

2020年1月1日から2020年12月31日の1年間で研究代表機関および研究分担機関に入院し治療された、急性胆管炎、あるいは急性胆嚢炎と診断された患者さんのカルテから、症状、血液検査、細菌検査、そして画像所見を調査します。その結果を、帝京大学医学部外科学講座で集計、術後胆管炎、ステント留置後胆管炎と、それ以外の一般的な胆管炎とで比較してその違いを明らかにします。

研究機関名

帝京大学を研究代表機関として全国の研究分担機関が参加して行う研究です

個人情報の取り扱い

個人情報を加工し、個人の同定ができない形で研究に用います。

対象となる患者さんで、ご自身の検査結果などの研究への使用をご承諾いただけない場合や、研究についてより詳しい内容をお知りになりたい場合は、下記の問い合わせ先までご連絡下さい。
ご協力よろしくお願い申し上げます。

問い合わせ先

研究責任者:氏名 森 泰寿  職名 助教
所属: 産業医科大学第1外科学 
住所: TEL:(代表)093-603-1611  〔内線 2461〕

文責:第1外科学教室 更新日:2023年03月30日