卒後教育

大学院・卒後修練・産業医学基本講座

医学研究科産業衛生学専攻医学概論領域(博士前期・後期)での研究論文指導では、疫学的手法や半構造化面接を用いたインタビュー調査方法に加えて、現象学的人間学のアプローチの方法を用いた質的研究で学位を取得することを目標としています。また、大学院では初年度の大学院生全員に対し、医学研究の倫理、産業医学研究の歴史と倫理の講義を行っており、産業医実務研修センターの卒後修練コースでは産業医の実践倫理(年に2回)、産業生態科学研究所主催の産業医学基本講座では産業医学研究の倫理について講義しています。

倫理委員会

産業医科大学倫理委員会は、昭和63年4月に本学の教職員が行う人間を直接対象とした医学的研究及び医療行為がヘルシンキ宣言の趣旨に基づいた倫理指針に沿って、正しく実施されるか否かを審議及び審査することを目的に設置されました。当教室は委員会の運営および倫理審査に深く関わっています。

倫理委員会の詳細につきましては、下記リンクより産業医科大学ホームページをご覧ください。

産業医科大学ホームページ

病院倫理委員会・臨床倫理コンサルテーション

病院倫理委員会は3ヶ月に1回のペースで開催され、大学病院における様々な臨床倫理に関する問題について審議しています。
臨床倫理コンサルテーションは、随時各診療科の要望に応じてカンファレンスを行っています。

当教室はいずれの審議や議論に深く関わっています。