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教授あいさつ

産業医科大学医学部第1内科学講座は、昭和53年に開講しました。初代鈴木秀郎教授、第2代江藤澄哉教授に引き続き、平成12年から第3代目を継承しています。当講座の教育責任科目は、(1)免疫・感染疾患(膠原病リウマチ性疾患など)、(2)内分泌・代謝疾患(糖尿病や骨粗鬆症を含む)、(3)血液疾患です。講座としての責務はこれらの内科領域に於ける臨床、教育、研究を行う事にあります。

教育に関しては、これらの全身性内科疾患を通じて、医学的根拠と問題点に立脚した系統的な思考過程を介して患者の全体像を捉え、医師としての人間形成に力点を置く教育を目指しています。特に、内科全般を診療できるプライマリーケア総合内科医から各分野の専門医までの養成を重視しています。関節だけを診るリウマチ診療も血糖値の改善だけに注意を払う糖尿病診療もありえないわけです。

臨床でも、医学的根拠(EBM)と問題点に立脚し(POS)、患者様の立場からの診療の実践を心掛けています。また、専門性の高い難治性内科疾患に対して、高度医療を率先して実践し、地域医療連携を介して特定機能病院としての役割を担うべく努めています。現在、関節リウマチやSLEなどの膠原病に対する生物学的製剤(実績、治験全国第1位)、糖尿病合併症予防のプロジェクトJ-Doit3(登録全国1位)など、全国有数の施設に成長しました。

研究分野では、自己免疫疾患、内分泌代謝疾患などの病態形成におけるサイトカインや接着分子の役割と転写制御等に関する研究は、世界的に高い評価を得ています。ベッドサイド(臨床)とベンチ(基礎研究)間の双方向のトランスレーションを通じた創造的研究の実践を目指しています。現在、サイトカインやシグナル分子を標的とした新規治療の開発を到達点とするべく、国内外の多くの施設と研究協力をしています。

最も大切な事は、臨床、研究、教育など何事にも『心を込めて』臨む事であり、楽しい教室である事だと思います。このような気持ちをお持ちの方には、臨床と研究の双方に、門戸を大きく開いております。詳細は、このホームページをご覧下さい。
文責:第1内科学講座 田中 良哉 更新日:2010年07月09日
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