タクシー運転手の健康状態及び労働機能障害が交通事故に及ぼす影響の調査

「タクシー運転手の健康状態及び労働機能障害が交通事故に及ぼす影響の調査」に参加いただいた方へのお知らせ

 

 

産業医科大学では、以下の研究を実施しております。この研究は、これから実施するアンケート調査で得られた情報の記録に基づき実施する研究です。このような研究は、「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針(西暦2021年3月23日制定 西暦2022年3月10日一部改正)」により、対象となる方のお一人おひとりから直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を公開するとともに、参加拒否の機会を保障することとされています。この研究に関するお問い合わせ、また、ご自身の情報が利用されることを了解されない場合は、以下の問い合わせ先にご連絡ください。利用の拒否を申し出られても何ら不利益を被ることはありません。但し、既に匿名化した後に同意撤回の申し出があった際には、個人を特定することができないため、データからの削除はできません。

 

 

1.研究課題名  タクシー運転手の健康状態及び労働機能障害が交通事故に及ぼす影響:前向き観察研究

 

2.研究期間   西暦2022年6月〜西暦2025年3月

 

3.研究機関   産業医科大学

 

4.研究責任者  環境疫学研究室 助教 大河原 眞

 

5.研究の目的と意義
本研究は、本学による単施設研究です。
本研究では、タクシードライバーの方の健康状態および労働機能と交通事故との関連を検証します。健康状態が悪いままお仕事をすると、働いている時のパフォーマンスや集中力が低下することが知られています。また、集中力の低下やパフォーマンスの低下は、職業運転手にとって重要な交通事故の防止、交通安全にも影響するものと考えられます。これらの健康状態および労働機能が、交通事故に影響を与えるとの仮説のもと、本研究を実施します。

 

6.研究の方法 
本研究では、これから実施される調査から得られたデータに基づき、タクシードライバーの方の健康状態および労働機能と交通事故との関連について検討を行います。

 

7.個人情報の取り扱い
データは、特定の個人が識別できないように、データ提供元において個人を識別することができる記述を削除または当該個人と関わりのない記述などに置き換えるなど安全管理措置を行った上で匿名化します。対応表は作成しません。
研究責任者は、受領したデータに個人情報が含まれないことを確認し、万が一個人情報が含まれていた際には、データ提供元に返却し、改めてデータ提供元において匿名化の処理を行った後に受領します。
この研究によって得られた成果を学会や論文などに発表する場合には、個人を特定できる氏名、住所などの個人情報が使用されることは一切ありません。
特定の個人を識別することができないように匿名化されたデータは、産業医科大学環境疫学研究室、産業医科大学公衆衛生学教室の研究分担者のパソコン内に保管されます。
ご自身の情報の利用に同意できない場合には利用拒否の申出が可能です。また同意しないことを申し出ても不利益を受けることはありません。但し、既に匿名化した後に同意撤回の申し出があった際には、個人を特定することができないため、データからの削除はできませんので、ご了承ください。

 

8.問い合わせ先

 

産業医科大学 環境疫学研究室 助教 大河原 眞(TEL:093-691-7401)

 

9.その他
研究への参加に対する直接的な利益はありません。また、費用の負担や謝礼もありません。本研究は一切の利益相反はなく、産業医科大学利益相反委員会の承認を得ており、公正性を保ちます。

 

 

[文責:産業医科大学環境疫学研究室]
[更新日:2022年6月6日]

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