第11回ふくおか臨床医学研究賞 受賞報告


第11回ふくおか臨床医学研究賞を受賞しましたのでご報告いたします。
本賞は医療に関係する活動において優れた成果をおさめたものを褒賞し、福岡県とその周辺地域の医療の確保と質の向上に寄与することを目的とした賞です。福岡県内の医学部(九州大学、久留米大学、福岡大学、産業医科大学)と佐賀大学医学部の中から合わせて8名が選出されました。 このような素晴らしい賞をいただけたことを大変光栄に感じ、審査員の先生方に深く感謝いたします。これからも、地域に貢献できるよう、常に向上心を持って取り組んでいきたいと思います。
言うまでもないことですが、多くの支えてくださる方々のおかげだと思っております、感謝の気持ちを忘れずに日々過ごしたいと思います。

(第1内科学講座 久保智史)

第8回国際関節リウマチフォーラム Young investigator award 受賞報告


10月21日から22日まで8th International Forum on Rheumatoid Arthritis(IFRA;国際関節リウマチフォーラム)が東京で行われ、そこで当科の研究室長である中山田真吾講師と私がYoung investigator awardを受賞しましたのでご報告いたします。
本会は関節リウマチのみに焦点をおいて基礎から臨床まで幅広く議論されるもので、昨年は中国、今年は東京、来年はスウェーデンで行われる予定となっています。
本賞は同会において優れた発表を行った若い研究者に与えられるもので、このような会で一つの大学から二人も選出されたのは大変名誉なことであり、中山田先生とともにそれに恥じぬよう今後も精進したいと思います。

(第1内科学講座 久保智史)

第54回日本糖尿病学会九州地方会 第11回日本糖尿病学会九州支部賞(九州ノボ賞) 受賞報告


第54回日本糖尿病学会九州地方会が2016年10月14日に鹿児島で開催され、九州支部賞を受賞致しましたのでご報告します。
本賞は、九州地区でなされた糖尿病の基礎ならびに臨床に関する過去2年間の研究業績を評価の対象とし、基礎・臨床各1名ずつに与えられます。今回、「2型糖尿病患者の血糖変動及び血管合併症に関する検討」というテーマでここ数年間行ってきた研究をご評価頂き、臨床部門で受賞することが出来ました。
今回の選考理由の一つは、継続して研究を行いその成果を論文化してきたことであると聞いております。私のような凡人でも、粘り強く努力を続ければ、このような名誉ある賞を頂けるということを大変うれしく思います。また、同時に第1内科という環境のなかで、素晴らしい指導者に恵まれていることに感謝しております。
今回の受賞は田中教授、岡田先生をはじめご指導頂いている先生方、日頃よりご協力頂いている先生方、病棟・外来の看護師さん、坂口さん、関係者皆様方のおかげであり、この場を借りて深く御礼申し上げます。今後ともなお一層努力を重ねていきたいと思っております。引き続きご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い致します。

(第1内科学講座 鳥本桂一)

第37回 日本炎症再生医学会 奨励賞 受賞報告


日本炎症・再生医学会奨励賞を受賞しましたので報告いたします。
本賞は本邦における炎症・再生医学に関する基礎的・臨床的研究の進展を図るために、特に若手の研究者の業績を賞揚することを目的とするものです。これまで日本リウマチ学会、インターフェロンサイトカイン学会、炎症再生医学会と複数の学会から奨励賞を頂き、本当に光栄だと思っております。それだけ奨励されているのですから、それに応えなければならないと思っていります。ことに疾患の病態解明および克服のためには皆が一丸となって取り組む必要があります。第一内科が一丸となって取り組んでいけるよう、その一助となれるように今後もがんばります。
それとはあまり関係ありませんが、そろそろ留学したいとも思っています。写真は、田中教授と炎症再生医学会会長の田畑泰彦教授と撮らせて頂きました。大切にします。

(第1内科学講座 久保智史)

第16回日本内分泌学会九州支部学術集会 優秀演題賞 受賞報告


第16回日本内分泌学会九州支部学術集会が2016年9月10日に鹿児島市で開催され、同会にて優秀演題賞を受賞致しました。
この賞は同学会の演題の中から特に優秀な2演題に与えられます。今回、私は「未治療バセドウ病患者における末梢血リンパ球フェノタイプの解析」とう演題名でこの賞を頂きました。
甲状腺疾患は内分泌疾患の中でも最も高頻度に診療を行いますが、バセドウ病は従来からの抗甲状腺薬による治療は全く変わっていません。今回の研究結果から治療開始前のバセドウ病患者のリンパ球フェノタイプの特徴を明らかに出来ましたが、今後は高用量の抗甲状腺薬を中止できない難治性の病態を検討し、治療応用に繋げていくことが課題となります。
今回の受賞は内分泌の中でも特に甲状腺疾患を専門に診療をしている私と鳥本先生、成澤先生の中から代表して私が頂いた賞だと思っています。また田中教授を筆頭に指導して頂いた先生方には、この場を借りて深く感謝申し上げます。

(第1内科学講座 黒住 旭)

2016年度ANZBMS 参加報告

2016年8月21日から24日までオーストラリアのゴールドコーストで開催されましたANZBMSに学会参加を致しましたので、簡単に御報告を差し上げます。2016年7月20日から23日まで大阪にて開催されました第34回日本骨代謝学会学術集会にて、2016年度ANZBMS Travel Awardを受賞させて頂いたことで今回本学会に参加をさせて頂きました。
ANZBMS (Australian and New Zealand Bone and Mineral Society)はfull spellの通り、オーストラリアとニュージーランドの骨代謝学会であり、世界各国の研究者が参加を致します。今回、私は大学院で行った基礎研究の内容であります「IL-6はSTAT3依存性にRunx2プロモーター領域のヒストン修飾を介して血管石灰化を強力に誘導する」という演題名で発表をさせて頂きました。
学会参加を通して、世界最先端の研究内容や活発な討論を肌で感じました。今回の国際学会参加を励みに、早急な学位論文の完成及び更なる研究成果を上げられるように日々精進をして参ります。田中教授を筆頭に指導して頂いた先生方には、改めて深く感謝申し上げます。

(第1内科学講座 黒住 旭)

第36回日本炎症・再生医学会 優秀演題賞受賞報告

第36回日本炎症・再生医学会が2015年7月21日、22日に行われ、同会の優秀演題賞を当科の山形薫助教と宮川一平助教と私(久保)が受賞致しましたので報告します。本学会は「炎症学」と「再生医学」という大きな2つの分野が合体したとてもユニークな学会です。
今年は「炎症と再生のネクストステージ」というテーマでした。これは基礎から臨床への一方的な流れではなく、臨床現場の知見が基礎研究分野に大きなインパクトを与えることで、新たな次のステージへと飛躍し、基礎と臨床が両翼となった大きな進歩と発展に役立てられればという思いがあるそうです。これはまさに当科が大事にしている「ベンチとベッド」のつながりであり、このような学会で賞をいただけたのは非常に光栄な事だと思っています。
それとは直接関係ありませんが、この写真に載っている山形薫助教(左側)の笑顔は本当に素晴らしいです。この笑顔のように、宮川先生と一緒に中山田真吾研究室長、中野和久病棟医長のもと今後も精進いたします。ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

(第1内科学講座 久保智史)

第34回日本骨代謝学会学術集会 「ANZBMS Travel Award」受賞報告



第34回日本骨代謝学会学術集会が2016年7月20日から23日まで大阪にて開催され、同会にて2016年度ANZBMS Travel Awardを受賞致しました。
この賞は同年8月にオーストラリアで行われる同国の骨代謝学会であるANZBMSに対するTravel grantで、日本骨代謝学会学術集会の演題の中から優秀な演題で35歳未満の者に与えられます。今回、私は大学院で行っている基礎研究の内容でこの賞を頂きました。この受賞を励みに、更なる研究成果を上げられるように日々精進をして参ります。田中教授を筆頭に指導して頂いた先生方には、この場を借りて深く感謝申し上げます。

(第1内科学講座 黒住 旭)

第2回日本骨免疫学会 優秀演題賞 受賞報告

2016年7月6日、7日に第2回日本骨免疫学会が行われ、同会の優秀演題賞を私(宮川一平)が受賞致しましたので報告します。「骨免疫学:Osteoimmunology」は、2000年のNature誌のnews and viewsの中でYongwon Choi先生らが新しい研究領域として提唱された比較的新しい研究分野であり、本学会は、今回で第2回目の開催となりました。昨年は宮古島、今年は沖縄本島と、必ず南国で開催されることからも、ぜひ参加したい!!学会の一つでもあります。
今年は、「Next〜次に来るもの〜」というテーマで基礎研究から臨床応用への一方向ではなく、双方向の流れから、更なる発展を目指すべく活発な議論が行われました。このような会で、今回、優秀演題賞を受賞することができ大変うれしく思います。今後もより一層の精進を重ねていきたいと思います。ご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。

(第1内科学講座 宮川一平)

第113回 日本内科学会「医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ 2016東京」優秀演題賞 受賞報告

第113回日本内科学会総会が開催され、研修医・専修医・医学生を対象にした「ことはじめ 2016東京」において優秀演題賞を受賞しましたので報告いたします。
ことはじめは、日本内科学会において、研修医や専修医といった若い時期から内科に興味を持ち、臨床能力や発表能力を研鑽する場所を提供してゆく事を目的に開会されております。学生や研修医の中にも素晴らしい発表をされる方が多く、私も負けていられないと気を引き締めて医業に取り組まなければと改めて感じました。また、田中教授をはじめ、岩田先生や轟先生など、私を指導、助言いただいた多くの先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。

(第1内科学講座 大久保直紀)

第60回日本リウマチ学会 国際ワークショップ賞 受賞報告



第60回日本リウマチ学会総会・学術集会が2016年4月20〜23日にパシフィコ横浜にて開催され、同会の国際ワークショップ賞(International Concurrent Workshop Award) に岩田 慈 学内講師、山形 薫 助教、久保 智史 助教、宮川 一平 助教、好川 真以子 助教、河邊 明男 先生、宮崎 佑介 先生、轟(小生)が選出されました。
この賞は本会で最大30名に与えられる優秀演題賞であり、当科から去年の5名を上回る8名もの受賞者が選ばれた事は大変な快挙であり、当科のモットーであるベッドサイドとベンチ間の双方向のトランスレーション、コラボレーション(collaboration)の実践が実を結んだ結果といえます。
個人的な謝辞で大変恐縮ですが、本受賞におきまして田中 良哉教授始め、手取り足取り昼夜問わず指導して下さる久保 智史先生、また自己抗体解析からJCR直前の英語特訓まで付き合って下さった佐藤 実教授、他ご協力頂いた先生方にこの場を借りて深く感謝申し上げます。

(第1内科学講座 轟 泰幸)

第60回 日本リウマチ学会奨励賞 受賞報告

  

第60回日本リウマチ学会総会・学術集会が2016年4月21日から23日に横浜にて開催され、同会にて平成28年度日本リウマチ学会奨励賞を受賞いたしました。
この賞は、本邦におけるリウマチ学に関する臨床的または基礎的研究の振興並びにリウマチ学の発展に貢献のあった者を顕彰する賞で、40歳未満で将来の進展が見込める者に与えられます。生物学的製剤によって革新的に進歩した自己免疫疾患治療ですが、今まさにその先へと、次世代の治療に向かっていると感じます。これまでマウスを用いて進んできた免疫学はその知見を臨床応用に変えてきましたが、今後、分子標的薬を用いたヒトにおける特定分子の阻害、除去は次の新たな免疫学の発展に大きく寄与すると考えられます。
このような免疫学とリウマチ学の相互互換が最終的には患者さんの福音に寄与します。日本の免疫学は世界においても常にトップリーダーであり十八番です。それを臨床にいかせる環境にいられることを感謝し精進したいと思います。
末筆になりますが、田中良哉教授をはじめいつも支えてくださる皆に感謝致します。

(第1内科学講座 久保 智史)

文責:第1内科学講座 中山田 真吾 更新日:2018年5月20日
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