健康経営のためのウイルス肝炎対策

このサイトは、厚生労働科学研究費補助金肝炎等克服政策研究事業「職域におけるウイルス性肝炎患者に対する望ましい配慮及び地域を包括した就労支援の在り方に関する研究」 (H26-肝政-一般-002)の成果として開設しました。

3.健康情報の保管

職場で肝炎検査の結果通知票や診断書等の文書情報を保存しなければならないのであれば、鍵のかかる保管庫に入れて、担当者が離席する際には机上やパソコン画面上に放置しないこと、私用のパソコンや電子メール上に情報を載せないことなどを徹底する必要があります。職場における注意事項は、産業医学振興財団のパンフレット(https://www.zsisz.or.jp/images/pdf/syokuba.pdf)にまとめられています。医療職が関わっている職場であれば、健康情報は守秘義務のある医療職の机やキャビネットで保管するなど医療職に健康情報を集約するよう制度化しておくことが望ましいでしょう。医療職が不在又は非常勤の職場では、日常的な文書の管理は衛生管理者や衛生推進者などが担当し、医療職の来訪時に取り出して利用するようにしましょう。

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このサイトは、厚生労働科学研究費補助金肝炎等克服政策研究事業「職域におけるウイルス性肝炎患者に対する望ましい配慮及び地域を包括した就労支援の在り方に関する研究」 (H26-肝政-一般-002)の成果として開設しました。