TEL.093-603-1611
〒8078555 北九州市八幡西区医生ケ丘１−１
膠原病リウマチ性疾患の分野は、基礎的研究に基づいた治療薬が日進月歩の進化を遂げており、多くの分子標的治療薬が開発され、臨床に応用されるようになりました。それに伴い、以前は主流であったグルココルチコイド（副腎皮質ステロイド）を中心とした治療戦略は過去のものになりつつあります。このことは、基礎研究と臨床研究の双方向に展開した研究の重要性を明確にし、多様化した病態メカニズムを解き明かすことが、自己免疫疾患で苦しんでいる方々の福音になることを示しています。そして、より専門化した治療を行うには、最新の知見に基づいた膠原病リウマチ疾患診療をできる医師、専門医の養成の必要性がますます高まっています。
産業医科大学医学部は、産業医学に関する我が国唯一の大学としてその産業医学の発展に寄与してきた一方で、１００万人規模の北九州市およびその一円を支える唯一の大学病院として医学の発展にも貢献してまいりました。
産業医科大学分子標的治療内科学講座は産業医科大学第一内科学講座と連携してより良い治療を目指した臨床研究と基礎的研究の発展、そして秀でた医師を育て、地域に根づいた医療を目指しています。ご支援のほどよろしくお願いいたします。
産業医科大学医学部分子標的治療内科学講座 准教授 久保 智史
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