肝炎ってどんな病気?
日本最大の感染症である肝炎を正しく知り、リスクと取りうる対策を把握しましょう。
- ウイルス性肝炎は国内最大の感染症です
- 肝がんの主な原因である、肝炎ウイルスに感染している人は、国内で210〜275万人と報告されており、国内最大の感染症と言えます。そして、その3人に1人は感染に気づいていません。会社や家族に感染者がいても何ら不思議ではありません。
- 肝炎ウイルスは、ひそかに身体をむしばみます
- 肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれるほどがまん強く、自覚症状が出にくいのが特徴です。また、肝機能検査では肝炎はわかりません。※気づかぬうちに肝炎ウイルスが肝臓の機能を奪い、肝硬変、肝がんに進んでしまうこともあります。
※感染していても病状が軽い間は、定期健診で調べる、AST、ALT、γGTPのの値は正常の場合があるので安心できません。

- ウイルス性肝炎は、
働いている世代で大きな問題になっています - 無症状で経過するウイルス性肝炎は、50歳を迎えた頃から肝硬変や肝臓がんとして発症します。働いている世代に無自覚な感染者が多く潜んでいるのです。この世代への介入の必要性が叫ばれています。