Department of Blood Transfusion Medicine,UOEH 

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血液製剤供給・管理 輸血関連検査 自己血採血 治療関連 血液汚染事故管理 輸血教育・啓蒙 24時間体制

 ■ 輸血業務24時間体制(時間外体制)

 時間外の輸血検査および血液の払出は検査部緊急検査が担当しています.
 不規則抗体陽性や適合血が見つからない場合,大量輸血時等には輸血部技師がオンコールで担当します


取り扱い血液製剤
  • 取り扱い血液製剤 在庫(発注担当) 交差適合試験 払出処理 受け取り
    赤血球液2 あり(技師) 必要(技師) 技師 医師・看護師
    新鮮凍結血漿240 あり(技師) 不要 技師 医師・看護師
    濃厚血小板 なし(医師) 不要 技師 医師・看護師

時間外輸血依頼手順

1:赤血球液輸血
  • @検査部緊急検査に連絡する.
    A輸血オーダーを入力し, 出力される輸血連絡票と交差適合試験用検体(EDTA2Na 7ml)を提出する
  • B緊急検査にて輸血検査(カラム法)を実施し,適合血を選択する
  • C担当医に連絡し,赤血球製剤と血液払出伝票で読み合わせ確認後,受け渡す.
  • D担当医は血液を持ち出し,輸血を開始する.
    • 交差適合試験用検体を5 日以内に提出され,検査に必要な量が残っている場合
      は,その検体で交差適合試験を実施することが可能です.
    • 血液型が不明の場合は,まず,時間外ABO Rh血液型検査を事前に行い,結果判明後(緊急検査窓口で医師と技師とのダブルチェックを行います)輸血オーダーを入力してください.

2:新鮮凍結血漿(FFP )輸血
  • @オーダリングシステムの患者基本情報で血液型を確認し輸血オーダーを入力する.
    A血液払出伝票に必要事項を記入,在庫冷凍庫より新鮮凍結血漿を持ち出し輸血を開始する.

3:濃厚血小板(PC)輸血
  • @オーダリングシステムの患者基本情報で血液型を確認し輸血オーダーを入力する.
  • A技師は血液センターに濃厚血小板を発注し,防災センターに連絡する.
    B防災センターからの血液到着の連絡を受け,血液払出伝票に必要事項を記入,血小板振盪機より濃厚血小板を持ち出し輸血を開始する.

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更新日:2004.3.11 文責:輸血部