研究

放射線科学における臨床研究の役割

1. 装置自体の開発に関与し、臨床医のニーズを的確に反映させる
2. 新しい装置や新しい撮像法に対して、迅速でかつ系統的な検討を行い、臨床的有用性と問題点･限界を明らかにする、臨床適応を明確にする、さらに臨床的意義や標準的な使用法を啓発する
3. 画像と病理の詳細な対比を行い診断精度の向上を図る
4. 最新かつ正確な治療を行い、治療効果および副作用・合併症を長年にわたり厳密に検討して、治療成績を公表する、ならびに治療法をさらに改善する

以上を通して、正確な診断や効率的な診療および治療成績向上に貢献することが求められています。

臨床研究に関するお知らせ

• info2024年3月〜　病理組織像で器質化肺炎(organizing pneumonia)を示した疾患の臨床、画像診断学的検討
  公開文書
• info2024年3月〜　クラスター分析を用いた線維化性過敏性肺炎の症例のグループ分けと画像所見、臨床所見の傾向
  公開文書


• info平成３１年（２０１９年）１月から令和４年（２０２２年）１２月までの期間に 当院産婦人科にて妊娠精査のため MRI を撮影し出産された患者さんへのお知らせ
  胎盤病理学に基づいた MRI 定量値を用いた胎盤機能不全診断の検討


• info2010年4月から2023年3月までの期間に当院において頭部MRI検査を受けた患者さんへのお知らせ
  神経変性疾患における高分解能MRIの有用性の検討
• info2022年12月〜　関節リウマチ診療における新たなMRI撮像技術（ゼロエコー時間MRIおよび超短エコー時間MRI）の臨床評価
• info2005年1月から2017年12月までに当院において肺癌手術および胸部のCT検査を受けられた患者さんへのお知らせ
  肺癌におけるCT所見とドライバー遺伝子変異との関連：機械学習を用いた検討
• info2004年4月から2018年4月までの期間に大腿骨近位部骨折に対し骨盤部単純X線写真を受けられた患者さんへのお知らせ
  大腿骨近位部骨折の描出能におけるニューラルネットワークを用いた機械学習の有用性の検討