過去に健康診断を受診された方へのお知らせ

 

産業医科大学では、以下の研究を実施しております。この研究は、健康診断で得られた情報の記録に基づき実施する研究です。このような研究は、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(西暦2014年12月22日制定 西暦2017年2月28日一部改正)」により、対象となる方のお一人おひとりから直接同意を得るのではなく、研究内容の情報を公開するとともに、参加拒否の機会を保障することとされています。この研究に関するお問い合わせ、また、ご自身の情報が利用されることを了解されない場合は、以下の問い合わせ先にご連絡ください。利用の拒否を申し出られても何ら不利益を被ることはありません。

 

1.研究課題名  長期的な健康診断情報の分析手法の開発

 

2.研究期間   西暦2019年11月〜西暦2022年9月

 

3.研究機関   産業医科大学

 

4.実施責任者  環境疫学研究室 教授 藤野善久

 

5.研究の目的と意義
本研究は、山崎 恭(北九州市立大学国際環境工学部)を研究代表者とする本学と北九州市立大学との2施設共同研究です(事務局は研究代表者が兼ねる)。
健診データが持つ意味は、本来、個々人の身体特性や生活履歴によって異なりますが、現状では、個別時点・個別検査項目による評価にとどまっており、個人の健康状態遷移の全体像を描き出すことはできていません。
そこで、本研究では、大規模かつ長期におよぶ健診データを対象に、産業医科大学と北九州市立大学の研究者が連携して解析を行い、過去から将来にいたる健康状態の遷移を表す数理モデルを作ることで、個人別の将来予測型健診評価を可能とするための基本技術を開発することを目的とします。

 

6.研究の方法 
本研究では、10年程度の長期追跡が可能な健診データを対象に、健康状態の予測手法の開発を行います。先行研究にある確率過程や時系列モデルを参照し、諸要因と予測結果の因果関係が明確な数理モデルを作ります。続いて、深層学習をはじめとするAIを活用したより高度な数理モデルの構築に取り組みます。

 

7.個人情報の取り扱い
データは、特定の個人が識別できないように、データ提供元において個人を識別することができる記述を削除または当該個人と関わりのない記述などに置き換えるなど安全管理措置を行った上で匿名化します。対応表は作成しません。
研究実施責任者は、受領したデータに個人情報が含まれないことを確認し、もし個人情報が含まれていた際には、データ提供元に返却し、改めて匿名化の処理を行った後に受領します。
この研究によって得られた成果を学会や論文などに発表する場合には、個人を特定できる氏名、住所などの個人情報が使用されることは一切ありません。
特定の個人を識別することができないように匿名化されたデータは、産業医科大学環境疫学研究室、産業医科大学公衆衛生学教室、北九州市立大学国際環境工学部の研究分担者のパソコン内に保管されます。
ご自身の情報の利用に同意できない場合には利用拒否の申出が可能です。また同意しないことを申し出ても不利益を受けることはありません。但し、既に匿名化した後に同意撤回の申し出があった際には、個人を特定することができないため、データからの削除はできませんので、ご了承ください。

 

8.問い合わせ先
産業医科大学産業生態科学研究所環境疫学研究室 教授 藤野善久
北九州市八幡西区医生ヶ丘1-1 電話番号 093-691-7401

 

9.その他
研究への参加に対する直接的な利益はありません。また、費用の負担や謝礼もありません。本研究は一切の利益相反はなく、産業医科大学利益相反委員会の承認を得ており、公正性を保ちます。

 

[文責:産業医科大学環境疫学研究室]
[更新日:2021年4月1日]