統計コンサルティング
統計解析に関する全般的なコンサルティングを行なっています。研究デザイン、分析方法、論文のまとめ方、査読対応などについて、お気軽にご相談ください。
個別の相談だけでなく、医局の定例研究会などでのアドバイスも行っています。
利用対象者
産業医科大学の教員、大学院生、卒業生(産業医など)
分野:
臨床研究全般、動物・実験研究、職域研究
コンサルティング内容
- 統計コンサルティグ全般
- 研究デザインのアドバイス
- 分析方法のアドバイス
- 解析の委託
- データマネージメント
- 論文の執筆および査読対応
できるだけ研究開始前のデザイン段階からのご連絡を推奨します。
連絡先
藤野にメールでご連絡ください。
zenq@med.uoeh-u.ac.jp
共著、謝辞、委託について
統計コンサルティングをご利用される際には、原則として共同研究としての扱いをお願いしています。貢献の程度に応じて、共著や謝辞をお願いします。
目安としましては、口頭での簡単なアドバイスの場合は謝辞に、研究デザインの企画、分析などは共著をお願いしています。
データマネージメントや分析を委託でお受けすることも可能です。
統計ソフトについて
ずばりお勧めはSTATAです。比較的安価であり、マニュアルも充実、日本語参考書も増えています。またネット上に、ユーザープログラムなど多数あります。
何よりも、私がSTATAユーザーなので、プログラムを共有できるメリットがあります。
医学分野でよく使われているソフトは、SAS, SPSS, JUMP, STATA, Rがあります。SAS,SPSSは情報管理課から無料でライセンス利用できます。
- SAS:大学から無料でライセンス使用できます。データの読み込みやプログラムなど、STATAに比べて煩雑です。一方で、複数のデータベースから分析データセットを作るなどのデータの管理には長けています。
- SPSS:簡易な操作で人気があります。大学でライセンスがありますが、モジュールによっては実施したい分析ができないなど、やや不便です。また、一般的な統計用語と異なる用語を用いている場合などもあり、癖があります。
- R:なんと言っても、無料で高機能。分析能力は、他のソフトに劣りません。コマンド操作に慣れていれば、お勧めです。ただし、STATAと比べると、結果画面のレイアウトが素っ気なく、見難いです。研究費でSTATAが買えるという場合には、あえてRを使う必要はないでしょう。
[文責:産業医科大学環境疫学研究室]
[更新日:2021年4月1日]