サービスなど介入効果の検証の際の留意点
WFunを、治療やサービスなどの介入による効果検証に利用する際の留意点について記載します。
介入効果の検証の際には、対象者の設定が重要になります。
介入前(ベースライン時)に、労働機能障害を経験していない労働者を対象に含んでしまうと、当然ながら、介入による効果は検証できません。
治療やサービスの介入によって、労働機能障害が軽減するという期待仮説を検証するためには、ベースライン時において、労働機能障害を経験している労働者を対象として設定する必要があります。
労働機能障害を経験しているかどうかの目安には、WFunが14点以上を提案しています。
[文責:産業医科大学環境疫学研究室]
[更新日:2017年6月25日]